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#17 兵庫教育大学附属小学校研究発表会に参加して③道徳編

前回は算数について。今回は道徳について

導入 ロールプレイ

3年生の道徳。「許せる 許したい」というテーマ。
まずはロールプレイから。歩いていたら突然ぶつかられた時に謝られたら許すか、許さないか。
子どもたちの中で、許す時と許さない場合があるという答えが。時と状況に応じて許す場合と許さない場合があると。

その後教材文へ。

展開を大きく2つの塊に 教材文を途中まで読む

教材ぶんを読む際、教師の範読で最後まで読むことが多いと思うが、あえて途中までしか読まなかった。タブレットで教材を送っており、途中までの教材文しか送っていなかった。

途中まで読んだところで、「どう思う?近くの人と話し合ってみよう」
この発問だけで子どもたちが話し合い、つぶやきや気づきを教師が板書していく。
途中話題から逸れると教師が軌道修正していく。
3年生なので、自分の経験が強く、教材から離れる場面が多々あったが、すぐに教材へ戻そうとする発問があった。

展開の1が終わると、続きの教材を読み、主発問へ。さらっと主発問へ入った感覚。展開1での話し合いがそのまま展開2へ生きた感じがした。

挙手ー発表ではなく、子どもの表情を見て教師が指名

よくある挙手ー指名方式ではなかった。教師の発問後挙手をしたのは2、3名。しかし、そこからどんどん教師が「〇〇さん頷いていたけどどんな気持ち?」「00さん今あ!って顔してたけど、どうしてそんな顔したの?」など、子どもの表情や仕草を見ながら発言を促していた。
子どもの動きを見逃さず、教師が間をつなげていた。

構造的な板書

とにかく板書が構造的でわかりやすい。子どもたちの発言をどんどん板書していく。特に、今回二面性の気持ちをハートで表現していたのがわかりやすかった。とても真似できないけど、できるところから真似していきたい。


道徳 板書



次回で最後。STEAMについて書きまとめていきたい。

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