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Webライターの提言④我を持つな!

私はどんなことでも自分の意見を持っていますが、他の人と意見が対立したら、その人に意見をすべて合わせられます。

えっ?なんで?と思った方が多いのではないでしょうか。

例えば、お昼ご飯の際、「お寿司がいいな、いや、ラーメンもいいな」なんて思っていたとします。

その時、一緒にいた友達が、「俺、お好み焼きが食べたい。お好み焼きにしよう!」と言い出したら、あなたはどうしますか?

私は内心、「お好み焼き?えっお好み焼き?!その選択肢、どこから出てきたの?!大阪生まれ?いやいや、お前バリバリの千葉県民だろうが!大阪要素ねぇじゃねぇか!」と思ってます。

でも、私は「お好み焼きか。それもありだね。お好み焼きにしよう」と乗っかります。

それはなぜか。

争っても何1つ得がないからです。

争った場合と争わなかった場合で色んな想定をすると明らかです。

争った場合、「確かに俺変だったな」と改心する確率は低く、「だって寿司とかラーメンとかありきたりじゃね?」、「あんまり寿司とかラーメンとか好きじゃないしなぁ」、「なんでお好み焼きがダメなの?なんでダメなの?」と色んな可能性が見えてきます。

争わなかった場合、自分を殺すなり我慢するなりすれば、何の波風も立ちません。

それにお好み焼きを昼間に食べたって、関東ではそういう文化がないだけで、関西では普通かもしれませんから。

争うことで得があるのかないのかを考え、その得がどんな得をもたらすのか、長い目でプラスなのかマイナスなのか。

そう考えると、世の中の言い争いのほとんどは、何の得もないなぁと思います。

何事も相手の言いなりになれ!ということではありません。

言いなりになることに得があるならそうすればいいということです。

もしも、「なんかムカつく」とか「相手の言いなりは何となく嫌だ」などの理由で争いを仕掛けるのはムダだと思っています。

それは人間の嫉妬心、妬み恨みを甘く考えすぎです。

一時的な勝利は長い目で見れば致命的敗北の序章かもしれません。


Webライターの仕事は、クライアント様に満足してもらえる記事を提供する、これに尽きます。

クライアント様がいいと言えばいい、ダメと言えばダメ。

シンプルでありながらも難しく、折り合いがつかない時はとにかくつきません。

例えば、体言止めの文章。

ですますが3回連続続くから、なんとか体言止めで回避しようとしても、「体言止めはやめてください!!!」と言われればそれまでです。

でも、人によっては「なんで体言止めにしないんですか?!!!」と言います。

ちなみに、クライアント様から「!!!」とか「?!!!」とかそんな感じのフィードバックはもらったことがありませんし、あくまでもモノのたとえというやつです。

すべてはクライアント様が定めたレギュレーションに合わせる、これに尽きます。

仮に我を持ち、自分はこう思う!とかこうすべきだ!と言っても、何の得もありません。

むしろ我を持って得をすることってあるんでしょうか?

Webライターになる以上は、自分の常識はすべて間違っていて、相手がすべて正しいと思うべきです。

そうしなければ、我を持ち、自分の意見が正しいと思い始めます。

我を持つと変化もしにくくなり、相手自分のスタイルを通そうとします。

そうなっちゃったら、素直さもなくなりますし、何かを得ようという気も消えるでしょう。

我を持つことは単なるメンツ、プライドでしかありません。

そのメンツやプライドが金の卵を産む鶏になればいいですが、大抵の場合、それは重い十字架、足かせです。


クライアント様が絶対!

こう書くと、ヘコヘコした、イエスマンのような印象を抱くかもしれません。

でも、クライアント様とWebライターは主従関係です。

クライアント様が、あのWebライターに記事を書いてほしい!と依頼してきたとしても、その関係は変わらないでしょう。

クライアント様にとってWebライターは卵を産む鶏です。

人間は、食糧として卵を産んでくれるから飼っているに過ぎません。

人間が求める鶏の仕事、それは卵を産み続けることです。

その中で、勝手なことをしても、面倒くせぇ奴だなぁと思われる可能性が高いでしょう。

もちろんそうならないこともありますが、可能性は低いと思います。

その覚悟がないとWebライターは務まらないでしょう。


じゃあ、Webライターに夢がないかといえば、そんなことはありません。

なぜならWebライターは金の卵を産む鶏になり得るわけです。

アフィリエイトやアドセンスなど色んな方法でお金は稼げます。

noteで有料記事を書くのも、まさしく金の卵を産む鶏のなせる業。

自分のやりたいことをこういうところで出していけば、折り合いがつきます。

我を持つなら自分の城の中で我を持て!

例えば、このnoteのように!

何を長々と書いてるんだ!冒頭のお昼ご飯のくだりは必要だったのか!

必要だったんだよ!

あんなもんいらねぇだろ!リズム感も何もないのに!

だって、書いちゃったから消すのがもったいないって思っちゃったんだもん。

我を持ってしまったtarottiはこうしてスキバブルを手放してしまいましたとさ、めでたしめでたし…

と、なっちゃうと、ゲリラ豪雨の中で洋服ずぶ濡れで立ち尽くすなどの自暴自棄に走ってしまうので、スキをいただけると助かります。

あと、感想がありましたらコメントを残していただけると嬉しいです。

過去のWebライターの提言にもコメントお待ちしてます。

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