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2022年➜2023年

年末の、だんだんと1年が終わっていく空気が好き。
年明けのパーッとした空気も良いのだけど
毎年、ああ今年も終わるんだなと
自覚する感覚は、そうあるものじゃない。
なにかを終わらせる瞬間というのは、なんとも静かで切なくてよい。
それと同時に、終わるんならまぁこれでいっか!と帳尻を合わせる感じも、心地よくて好き。終わるというのは、安心だと思う。

だから、ゆく年くる年も、ゆく年の方が好きだ。

小さい頃からずっと、ただぼんやりと、
そんな、終わるということについて考えてきた。

だけど今年ほど、終わっていくことに心穏やかにいられた年はなかったかもしれない。今年はいい1年だった。

新しいことも知ったし、
新しいこともはじめた。


今年の自分にとって、
なにかを終えて、新しくなりたいと思うときというのは
自分が抱えてきたいろんなものを、
もう過去のことにして終わらせてもよいんだと、思えたときだったのかもしれない。

そろそろ、そんなもん背負ってねえで
身軽にいこうぜーー!と。

まだまだ、
そうもいかないときももちろんあるんだけど
たくさん悩むし落ち込むし考えすぎちゃうし
人よりうじうじしちゃう気がするのは
いつまでもコンプレックスだし
だけど、そういう自分をすこしずつやわらかく、人に話せるようになった。


もう4年ぐらい一緒にいてくれている彼女には、素敵なところも、自分もこうありたいと思うところもいくつもあるのだけど、どうしても自分を信じられねえなってときは、彼女の言葉を思い出すことにしている。

安心感 が今年のテーマだったかもしれない。
(今適当に考えて決めた)

そして、どんどん進化しちゃう自分、すげえじゃん!と思うようになった。自己肯定感の復活である。安心感のおかげだ。


年末は、
実は今年こんなことがあってさ、
なんて、普段は話せないようなことをついぽろっと話しちゃうような空気があるところもなんとも良い。

来年は、忘年会なんかをしてもいいかもしれない。
(たぶん来年忘れてる)
来年の終わりもまた、穏やかでありますように。


もうすぐ2022年が終わる。

冒頭ではあんなふうに書いたけど、
好きなだけパーッと、2023年を迎え入れよう。

1年のはじまりというのもまた、
なんとも、良いものだ。


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