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【トイレ】リハビリ療法士が考える 便座の高さ

【便座の高さと問題点】

 一般的な便座の高さは、約40cmと言われています。
 高齢や病気で足腰が弱ると、案外この便座から立ち上がることが大ごとになってきます。
 可能ならば、便座の高さがもう3〜5cm高いとだいぶ立ち上がりが楽になってくると思います。
 しかし、新築時に便座の高さを必ずしも変更出来るとは限りません。
 富士住建でも、人気のタンクレストイレでしたが、便座の高さは決まっていました。

 そこで、どのような対策があるのかを考えていきたいと思います。

【対策1】

 まずは手すりの設置だと思います。富士住建では、無料でトイレに手すりを付けてくれます。無料ではないハウスメーカーでも、新築時であれば材料代(施主支給など)だけで付けてもらえれば安価になるかと思います。

*手すりの位置には注意が必要です。過去のブログで注意点を載せたので、参考にして下さい。

【対策2】 

 突っ張り棒や据え置き式の手すりを使用する。これは介護保険保険の対象になります。トイレに手すりがなく、実際に手すりが必要となった際に、介護保険を取得すれば安価で使用できます。

引用:ダスキンヘルスレントより 

【対策3】

 便座の上に乗せるタイプです。文字通り乗せるだけなので、手間は要りません。しかし、サイズや形が合うかは注意が必要だと思います。

引用:安寿


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