検証 PENTAX K-1Ⅱ(K-1mk2)の高感度耐性
高感度に強いと謳うのが我らがペンタックスです。比較的新しいモデルだと、アクセラレーターユニットなる高感度時の処理を担当するもの(詳細不明)を搭載しているため、元々強かった高感度耐性がさらに強化されているとアピールされています。
私はわりと高感度耐性を気にしますので、高感度の強さを気に入ってペンタックスにしたフシがあります。
それでは、実際の高感度耐性はどのようなものだったのか、この記事では検証していきたいと思います。といっても、撮影してきた作例を淡々と載せるだけの記事ですが。
ちなみに、検証ではISO感度のみを変更してその他のパラメータはカメラが自動で変更する、感度優先モード(Sv)を使いました。要は絞り優先モードのf値がISO感度になったようなモードです。地味にペンタックス以外だとあまり見つからないモードです。
また、レンズはキットレンズのHD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WRを使用しています。
ISO800
ISO1600
ISO3200
ISO6400
ISO12800
ISO16000
ISO20000
ISO25600
ISO32000
ISO40000
ISO51200
ISO102400
ISO128000
ISO819200(最大)
819200はK1Ⅱで上げられる最大の感度です。といっても、ここまであげるとご覧のようにかなりノイジーな画像となってしまいますので、実際に使うことはほぼ無いとは思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
人それぞれの感覚はあると思いますが、私としては12800までは常用でき、25600はギリギリオーケー、51200までいくとかなり荒れるのでそれ以上は使いたくない、といったところです。
ただ、10万を超えるとさすがにノイズがすごいですが、それでも被写体をしっかり描いてるところはすごいと思っています。作品撮りには向かないかもしれませんが、緊急避難ができる余地がけっこう大きいですね。(128000以降も刻んで撮影しておけばよかったな。。。)
まあ、強いことは強いですが、ペンタックスがかなり高感度耐性を強調するもので、正直、もう一段くらい強かったらなー。。。と思わないこともないです。人間は欲深いものです。
以上です。皆さんのご参考になれば幸いです。
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