ペンタックスを買うまでに考えていたこと

こんにちは。
ペンタックスのK-1mk2を購入して、およそ3ヶ月ほどが経ちました。
所詮まだ3ヶ月だけではありますが、レビュー…といいますかペンタックスへの感想メモのようなものを残したいと思います。
今回は、ペンタックスを購入するにあたり、ソニーのα7ⅲとかなり悩んでいましたので、それとの比較メインで考えていたことを備忘録的に述べます。

・アウトドアに強そう

私は登山が趣味でして、カメラを買ったら山の絶景を撮りまくりたいと思っていました。
そのようなアウトドア撮影となると、防塵防滴は半ば必須の機能だと思います。ただ、αの方は防塵防滴に「配慮」というなんとも歯切れの悪い表現でした。その点ペンタックスは、防塵防滴&−10℃での動作保証をするなどものすごい心強いカメラでした(k-70には全天候型一眼レフというキャッチコピーを付けているほどですし)。また、情熱大陸にも出演された山岳カメラマン・中島健郎さんが、この記事でペンタックスを使って撮影していたのもとても後押しになりました。

ちなみに、購入後に見つけたブログですが、ペンタックスの頑丈さを身をもって体感されたこんな記事もありました。

もちろん、αを山に持っていったところですぐに壊れるなんてことはないでしょうが、メーカーがタフネスさを謳ってる方がなんとなく安心でした。

・シャッター耐久

公式には30万回のシャッターに耐えるとしていて、耐久性はかなりある方だと思います。防塵防滴と合わせて、要は堅牢で頑丈なところに惹かれました。

・星が撮りやすそう

アウトドアというと、やはり夜の星が楽しみです。カメラを買ったからには星もバンバン撮りたいと思っていたのですが、ペンタックスは星の撮影に便利な機能を備えていたのが気に入りました。

それがアストロトレーサー。GPSで位置情報をつかむことで、星の動きをつかみ、手振れ補正ユニットを使ってセンサーをその星の動きに沿わせることで星を流さずにとれるという機能です。よくわからないけどなんかすごそうだなと思ったのを覚えています。

・細かいところ気が利いてそう

そうしたアウトドア撮影において必要な、細かい機能を備えているのも気に入りました。

まず、画面表示を赤色にできるので、モニターをみて暗所に慣らした目が台無しになることがなくなります。その上、レンズのマウント部などにライトが仕込まれていて、暗い中でのセッティングがしやすい。

こういう細かいところまで気が配られているカメラなので、アウトドアはもちろん、おそらく他の部分についても使い心地が良いのではないかと思いました。

・高感度強そう

私は夜などの撮影もしたいと思っていたので、高感度の強さがカメラ選びの最も重要な点の一つでした。

ペンタックスはなんと819200まで使えるという高感度の強さを誇っているところがとてもそそられるポイントでした。

特にとても印象深かったのが、家電量販店のペンタックスコーナーに飾られていたA4くらいの写真。女性のポートレートだったのですが、ISO10000にも関わらずノイズが全然出ていなかったのに驚きました。

・手ブレ補正強そう

手振れ補正が入っていることも大きなプラス点でした。

実はニコンの一眼レフも検討していたのですが、ニコンはボディ内手振れ補正がありませんでした。今後オールドレンズなども試していきたかったので、ボディ内にあった方がうれしかったですね。

・レンズが豊富でしかも安そう

ペンタックスはわりと歴史が長いメーカーですので、レンズの種類がとても多いです。

加えて、レンズも安いのが多い。店員さんのお話を聞いている時に見せてもらったのがたしかsmc PENTAX-DA 50mmF1.8だったと思うのですが、約一万円という驚きの値段をしていました。

レンズも含めた最終的なコスパの良さだとペンタックスはとても良い選択肢であると感じました。

・カメラでの絵作りが面白そう

ペンタックスにはカスタムイメージという機能があります。

要はフジフィルムのフィルムシミュレーションみたいなものなのですが、フィルムシミュレーションに憧れていた私にとってはとてもありがたい機能。

加えて、ボディ内raw現像でカスタムイメージも含めてホワイトバランスなどを細かくいじれるのが面白そうでした。

・将来的にアップデートしてくれそう

これに関しては完全に希望的観測なのですが、、、

ペンタックスはk-1mk2を発売した際に、k-1の基盤を約5万円で交換するアップグレードサービスを行っていました(現在は終了)。デジタルカメラの根幹部分を交換するとは、実質k-1mk2を5万円で買えるようなものです。普通のメーカーではありえないユーザーフレンドリーすぎるサービスです。

もしかしたら、k-1mk3が登場する際に同じようなサービスを行ってくれるのではないか。そして、こんなサービスを行う会社ならユーザーのことを思ったものを出し続くてくれるのではないか。そんな風に思いました。

・シャッターフィーリング最高

とにかく感触が最高でした。ずっとシャッター切ってたい。

・グリップも最高

ソニーのαを購入する時の個人的な一番のネックがグリップでした。小指が余ってなんとなくしっくりこなかったんですよね。ペンタックスはその点とてもよく握れるので最高でした。

・AFはあんま使わなそう

ペンタックスといえばAFの弱さがよく言われるところではあります。ただ、私の撮影スタイルを考えると、撮るものはほとんどが景色やスナップなどで、かりに人物を撮るとしてもおそらく大人(=ピントが合うまで止まってくれる)でした。

動き回る子供や動物を撮る機会が全然無いもので、ソニーが推すAFの凄さはそれほどピンとこなかったです。いや、もちろんAFが早いにこしたことは無いんですけどね。

・重い・・・・?

1000グラムを超えているだけあってなかなか重量感はあります。ただし、店頭で触っている感じでは軽くはないがそれほど重くもないという感覚でした。でもずっと触ってるとちょっと重いような・・・という疑惑(のちに確信へと変わる)は抱いていました。

・デザインは普通

というか、デザインに関しては思うことは特に何もなかったです。

あまりカメラのデザインは重視していなかったですね。


・まとめ

以上です。

なんか購入時を思い出して少し初々しい気持ちが戻りました。

さて、買う前に抱いていたこれらの考えが実際どうだったのか、そのあたりについて次回は書いてみたいと思います。

ご高覧いただきありがとうございました。


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