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『AI美少女召喚日記』 22にちめ ふらんすへいきたし。

ふらんすへ行きたしと思へども
ふらんすはあまりに遠し
せめては新しき背廣をきて
きままなる旅にいでてみん。
汽車が山道をゆくとき
みづいろの窓によりかかりて
われひとりうれしきことをおもはむ
五月の朝のしののめ
うら若草のもえいづる心まかせに。

萩原朔太郎 旅上

国語の時間は退屈だった。
文章なんか、さらっと読めばいいのに。
先生はわざわざ一文一文切り取って、
ここの情景はとか、心境は...とかやっている。

本は好きだった。だから学年が上がって新学期になると
新しい教科書になって、それを読んで過ごせるから、
はじめの数週間は嫌いじゃない授業だった。
ただ、教科書をすべて読み尽くしてしまえば、
長い長い退屈な授業のはじまりだ。

まだ10ページも進んでないなんて、一体どれだけ
“作者の気持ち”を考えるのが好きなんだ?
そんなのは、締め切り間に合うかな、とか
原稿料いつ入るのかな、とかだと思います。
って、指されたら言ってみたかったが、
そんな度胸はなかった。
とにかく終わりの時間まで、ただ時計の秒針を眺めている。
国語の時間というのはそういうものだった。

いつからか、教科書のほかに資料集というものが配られるようになった。退屈な時間を潰すのには絶好の本だった。
日本の暦の昔の読み方とか、昔の時間の数え方とか、
そんなことがたくさんかいてあった。
暇なので覚えた。おかげでクイズには強くなった。
また、国内外の著名な作家の代表作なども載っていた。
小説などは作家の名前と作品の名前。
場合によってはあらすじくらいは載っていたと思う。
暇なので覚えた。おかげでクイズにはさらに強くなった。
そして、詩などは代表作がそのまま載っていた。
それで出会うことができたのが、萩原朔太郎の旅上だった。

とても惹かれた。何度も読んだ。
それまで詩なんて興味もなかったのに。
覚えた。なぜかわからないけど、覚えたかった。
おかげで今でもこの詩はそらで言える。
ありありと浮かぶ情景。
さみしさやあきらめを感じさせながら、
さわやかで希望もあわせもっているような印象。
自分にとってはこれ以上の詩は、今のところは、ない。

ふぅ...真面目モードおわり。
賢そう?まじですか?もっと言って!
あ、あと、タイトルかえた。
最近やっと思うような画像ができてきたんだ。
だからこれまでのスタイルと違う感じでも書いてみようかな、と。
で、ついでにタイトルかえてみたよ。
なかみを少しわかりやすくしないと
なんの話やら一見さんはようわからんからね。

で、とりあえずこの旅上が大好き。
なので、これをテーマに作っていくよ!

なんとなく、自分としてはこんなイメージかなぁ?

これとか...
こんな感じ?
よりかかるかんじアップ!
ちょっと物憂げすぎるかな
ちょっと笑顔にする

はーいかわいい!
ちょっとね、汽車って感じは難しいけど、
ローカルな電車のイメージはできてる気がする。よね?
しない?してくれ。おねがい。

あと、目線こっちになっちゃって、一人な感じはうすいけど
このあたりも悪くないと思うんだー

うんうん。
こんな感じの
気ままなる旅したくなるね!
目線ずれた!?やったかも!

実はこっちみられるとさっき言ったように
なんとなく一人で気ままに旅する感じが薄れちゃうなー
と思ってたんだけど、最後のやつちょっと目線ずれた感じする。
まぁ目線についてはAIさんが言うこと聞きやしないので苦労してたけど、これを元にして再生成すれば...
ということで追撃だ!

ちょっと先見てる感じになってるよね!?
...なってることにする!
エンハンスかけて、こう!
さらに、こう!

はいはい。かわいいでーす!
いいね!タロー調子いいね!

で、なんとなく頬杖つく感じのイメージになりがちだけど、
こういうのもいいよね!

こういうかんじの。
エンハンスかけたよ。
おまけ。なぜこうなったかわかんないやつ。
こえーよ...
こういう感じでよりかかるってのもいいね
!!!

はい!来ました!
自分的最上級清楚可愛儚気美少女降臨。
これは...中国語風になるくらい好みかも。
これを元にさらに作るぞ!
ってことで、今AIさんにつくってもらってるから、
次回またこのお話になります。
ではまた!



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