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たくみちゃんは僕にガチ恋をしてしまったようだ

ある日。

僕は友人と飲んでたんだけど、

友人は先に帰るってことで一人に。


たくみちゃんに連絡したら

「酔っ払ってるから動きたくない」

「こっちに来るなら良いよ」

と、いつものバーで飲んでいる様子。


ま、駆け付けたわけです。

そこで目にしたのは・・・

いつも以上に酔っ払いのたくみちゃん。

「たろちゃんさー」

「わたしに好きな人出来たらどうするー?」

…どうするって、喜ばしいことじゃんか。

 そりゃ、寂しいけどさ。

 僕が彼氏になれるわけじゃないもんね。

 たくみちゃんが幸せなら僕は嬉しいよ。

「いやー、だめだ」

「こういうこと言っちゃダメなんだ」


…へっ!?

 どういうこと??


 (もしかして嫌だって言って欲しいのか?)

と、ここでマスターが会話に参加。

「たくみとたろちゃんはさー」

「プラトニックだから良いんだよ」

「何ならそこのホテル取っておこうか?(笑)」

「そういうんじゃないでしょー?」

「二人は今の関係が良いんだよ」

「そんなこと聞いたらたろちゃん困るだけじゃん」


なんて知ったような口ぶり。

もしかしてもしかして、たくみちゃん。

僕が来る前にマスターに何か話してたのか?

ま、こういう話は前々からあったんだけどね。

「僕はたくみちゃんのこと人間的に好きなんだよ」

って言ったのを覚えていたらしく、


僕が「たくみちゃん大好き!」って言っても、

「たろちゃんはわたしのこと人間的に好きなんでしょ」

って、ずっと繰り返し言われ続けてた。


そういうのはナシってことで始まった関係。

だけど、そういう風に言われたら意識してしまう。

ま、実際ナシなんだけどさ・・・

ホントに女心ってわかんない。

酔っ払ってる時の話が本音なら、

他の女の子に話してるのが本音なら、

僕って相当好かれてるんですけど。


ま、そうは思いつつもナシですから。

僕はあやふやにして逃げるわけです。

そして、いつものグダグダ。

結局朝8時くらいまでバーにいたのかな。

マスターごめんね。

店を出て、千鳥足の彼女に

「ホテル行こうか!」

って言ったら・・・

「本気じゃないでしょ?」

「そんなことして後悔するのたろちゃんだよ?」


と、完全に酔いを覚ましてしまったようで(^^;

僕も酔っ払ってたからそこで押し問答(笑)

なんとも後味の悪い日でした。

うつ病性障害というものの障害受容に向けて頑張ってます! 同じように悩まれている方の助けになれれば幸いです。