見出し画像

「金融機関保有の国債は”結局は国民のもの”」という説明のは正しい?

家には2つ財布がある。

親の財布10万円と
子どもの財布(お年玉を貯めた10万円)。

毎月の家賃支払いが7万円なら
親の財布からの支払いで済んで
子どもの財布には関係ないよね?

この時
親は
『家賃を子どもの財布を使って!』と非難されない。

それは家賃の額は親の財布の額より少ないため
親の財布以外に手をつけていないから。

同様に
民間銀行は
1.日本銀行の当座預金(例 20兆)と
2.自分の銀行内の預金(例 120兆円)
この2つ財布ある。

国債の購入は財務省主催の入札なんだけど
毎回の入札額は例えば1000億円、日本銀行の当座預金より少ない。
だから、日銀当座預金だけを使って購入している。

つまり
◉「国債の購入は日本銀行当座預金で行われている」のが事実
◉「自分の銀行の預金口座(財布)の金ではない」と言える。

*準備率、信用創造の説明は別途

ということで今後の議論は「日銀当座預金は誰の?どんなお金か?」と続きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?