経営指針の実現にむけて、公式に言い合うことを楽しもう
今朝は部門長が集まって月次の業績報告会でした。部門別業績報告を部門長が順番に行い、質疑が終わり、残り2時間は来期(11月スタート)に向けた、経営指針書のすり合わせと、目標数字のすり合わせを行いました。
当社は1月に昇等級が行われますが、この会議中で新人だった社員さんの昇等級について、上長の推薦が行われ、それに対して他部署の部門長の評価、コメントを行ってもらうことで10月中に対象者に何を最低クリアしてくれれば昇等級を評決するかも話しあいました。つまり人事評価への部門長参画の範囲を増やしました。
また来年の朝礼スローガンについても用語のアンケートを部門長内で行うことが決まり、更に経営計画発表会(経営指針書発表会の一種)のカレンダー設定と、懇親会の時間設定と目的確認などが行われました。
昔であれば、トップの社長がトップダウンで「こうします」と通知していましたが、「全員参画経営」の方針の元、結構真剣にやり取りが行われ本日はぐったりしました。
でもこのやりとりのおかげで、徐々に部門長の皆さんも「意思決定に参加する」ことになれ、さらには同じことを部門長が部下と一緒に部門方針に対してキチンとワイガヤをして意思決定をしてもらえることを狙っています。これによって、全員参画経営の風土を醸成し、未来のリーダーが湧き出る会社を狙っていきます。
ただ、トップダウンと違い、ちゃんと「目的と意義の設定」「代案は?」「君はどうおもう?」と議論をしたり、キチンと説明しながら合意形成が必要なので、かなり疲れました。ただ、この雰囲気こそ長い目で見れば、言っていいんだという安心感を生み、全体最適になると信じています。これがうまくいいえば、稲盛和夫氏が言っていた言葉で、「炎が少しずつ引火して組織全体に伝播する」はずです。
経営指針の実現にむけて、公式に言い合うことを楽しもう。byコンヒラsince1973
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