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「ありがとう」から始めよう。

#コンヒラ #人事 #感謝 #思い #人事評価 #​天外伺朗 #稲盛和夫

一件、不思議な感覚があったのでシェア

上期の人事評価が全て終わりました。上長を経由して、全社員の最終評価者が私になっているため全社員の評価シートを見ることになります。

実は、今回の評価から一点だけ私自身で変えたことがあります。一人一人の評価シートを開くと、社員の顔写真がついているのですが、必ず「ありがとうございます」と感謝の言葉をつぶやいてから評価を始めることにしました。(今までは、全くやってないです)

すると、あら不思議、一つ一つの項目や、本人、上長のコメントを見るのが楽しくなり、私自身もコメントを楽しく入力してフィードバックできました。

評価制度というのは、実施している方はわかってもらえると思いますが、楽しいことだけではなく、逆に厳しいことや、ドライなことも言う場になるため、かなりプレッシャーのかかる仕事になります。もし、少しでも表現の仕方を間違えれば、ものすごいショックを相手に与えてしまう怖さもありますし、でも何も言わなければ気づかないしと、かなり悩む仕事です。

今回なんで「ありがとうございます」と言い始めたかというと、天外伺朗氏の勉強会で「相手がいなくても、相手を想像して感謝の気持ちをつぶやく、または思う」ことの凄さを何度もきいたからです。それに最近、稲盛和夫氏のDVDを勉強会で見た時も「思うことの凄さ」を聞いたので、今回思うところも有り、「とりあえず、一人一人評価前に評価シートの顔写真みて、、感謝をつぶやいてみよう」と決めました。本人は目の前にいないので、照れる必要もありません。事務所でばれないようにコッソリやりました。

すると、たぶん私の中で勝手に相手への気持ちが開くのかわからないのですが、本人の上期報告分を失敗も含めて楽しく読め、またコメントのしかたもかなり表現がかわったのではと自分で感じました。また、よりその人を知るために、評価コメントを書くにあたって、近い人に様子を尋ねたり個々人をもっと知りたいという気持ちになり興味が強くなったと感じました。(私はドライなタイプなので、この気持ちも今までありませんでした)

まだ私の中で、うまく整理できてないのですが、面談前や評価前に先ず「ありがとうございます」と形だけでもいいのでやってみてはいかがでしょう。私はかなり手ごたえを感じました。またヨコシマな考えかもしれませんが、もしかすると、取引先様にも同じことがおきて注文増えないかなとも思いました。

日本には「礼に始まり、礼に終わる」という文化が武道でもありますが、実は戦うことで相手を恨んだり、怒ったりする気持ちを変えるために生まれたのかもしれないと思いました。

「ありがとう」から始めよう。byコンヒラsince1973

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