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起業して7年。みんな上手くいっているように見える件。

子ども向けオンライン動画制作教室「FULMA Online(フルマオンライン)」を運営するフルマの齊藤です。

2023年7月4日。
FULMA株式会社は7周年を迎えました。
ぼく自身も27歳になりました。

最近おもしろいなぁと感じたことについて、備忘録として残したいと思います。

みんな上手くいっているように見える


戦略が美しい。
順調そうで、うらやましい。
自分とのギャップに焦燥感を覚える。

みんな本当にすごい、自分はこんなに失敗したり、試行錯誤の段階なのに。

でも、いざ上手くいっているように見える人と話してみると、
裏側ではたいへんなことになっていたり、同じように試行錯誤していたり。

外からは見えない部分は直接聞いて初めて知ることばかりです。

自分は大人数やお酒も苦手なので、
友人や先輩起業家、会いたい人に時間をいただくときは、基本的には1対1。

じっくり話せると本音の部分や裏話を聞くことができたり、
自分の悩みを相談させていただいて救われることがよくあります。

外からみれば上手くいっているように映るけど、
実はヒリヒリする状態だったりする、実態は見えにくいものです。

映画「怪物」

ふだん映画を見ませんが、ひさびさに映画館に行きました。
マリオか怪物か、どちらを見ようか迷いましたが、怪物をみることに。

「同じ社会、時間を生きていても、人によって事実の切り取り方が異なる」

真理ですよね。

面白いのは、
"みんな自分というフィルターを通しての事実を生きている"ということ。

それ以外にもめちゃくちゃ面白いポイントがいっぱいあって、
語り尽くせませんが、ぜひ劇場で。

後輩からの「facebookなど見てすげーと思ってます」

ありがとう。
もしかすると彼のフィルターを通した自分は、すごい人に見えるのかもしれない。
今月に自分がFBに投稿した内容をみると

6月1日
動画コンテストの開催決定、豪華審査員の決定、SONY、バンダイ、ワコムのスポンサー決定、7つの教育委員会の後援決定

6月20日
動画コンテストにUUUMスポンサー決定、ボンボンTV応援団就任

6月26日
NHKと日テレの番組で紹介される

人によってはなんかすごそうと感じるかもしれない。


会社のポジティブなニュースは、代表である自分も発信していく価値があると思っていたり、お世話になっている方もFBの友達にたくさんいるので、生存報告のように投稿していたりします。

もちろんハッピーな話を投稿するので、外からはそこが切り取られて印象が作られるのだと思います。

みんな上手くいっているように見える


それぞれのフィルターを通すと、
みんな上手くいっているようにみえる。

他の人のフィルターにおける
「みんな」に自分も入っているのかもしれない。

でも実際はどうか。
自分は上手くいっているなんて1mmも思っていない。

ということは、

自分が勝手に、まわりの人はみんな上手くいっているように見ているだけなのかもしれません。

そう考えると、外から見えるほどキラキラした人は実は少なくて、
大変な中で戦っている人がたくさんいるのかもしれません。

健全な焦りを

「子どもたちのやりたい!をカタチに」
そんな想いをもって20歳の時に起業しました。

当時はYouTuberになりたい、動画を作ってみたい子がたくさんいる一方で、
応援してもらえる環境や学べる機会がありませんでした。

そこで"動画を作ってみたい!"という子どもたちのやりたいをカタチにするために今の事業を始めました。

起業した時は、
もっと早く、もっとより高い付加価値を
子どもたちに提供できると思っていましたが、
7年経ってまだここかと。

すげー!と思う人に出会うたびに、
まわりの人と比べてしまう自分がいます。

7年経ってもなかなか成長していないものです。

まずはそのことを直視して、まわりとの比較ではなく、
自分の基準と照らし合わせて健全な焦りをもって、27歳も頑張りたいなと。
自分の基準とは何か、そこを掘り下げる1年にしたいと思います。




去年はサマリーをババっとまとめ、今年は思ってることツラツラっとまとめました。
サムネはあまり変わっていない?
毎年恒例の周年イベントの陶芸です。
いつか教室に入りきらないぐらいの規模になれるように頑張ります。

去年のまとめ↓


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