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「実子誘拐」という言葉の使用事例

本記事は、日本の公共課題である「実子誘拐」横行の全般が、単なる「子連れ別居」と矮小化されたり、「子連れ避難」と曲解されたり、「実子誘拐」被害を訴えることは大袈裟と嘲笑されることにより、深刻な問題とされずに温存されてきた歴史を終焉させる為の言論の事例紹介である。(随時更新予定)

Parental Child Abduction として 国際批判を浴びている日本の人権問題について、実子誘拐、実子拉致という言葉が圧力に負けずに使用されていくケースが増え、被害の存在が認められ一日も早く被害親子が救済されることを願う。

共同養育支援議員連盟役員の自民党衆議院議員大西英男の政策秘書 亀本正城が、私に対してツイッター匿名アカウントで公然と「DV避難者を貶めている」というレッテル貼りをしている根拠は、「実子誘拐」という言葉を使っているからだという。そのような拉致国家の言論弾圧に負けてはいけない。

「実子誘拐」という言葉が使用されているケース

自由民主党 三谷英弘衆議院議員

月刊Hanada2020年 7月号 「実子誘拐」告発キャンペーン第3弾!三谷英弘衆議院議員寄稿「諸悪の根源は単独親権」より

『「実子誘拐」は人権侵害であり、海外から子どもを連れ帰った母親が、国際指名手配を受けている例も少なくない。』

日本維新の会 串田誠一衆議院議員

令和二年二月六日衆議院本会議
「フランスでは、日仏の子供に関し、実子誘拐という抗議をする決議を、日本時間の本日未明、フランスの上院議会で三百四十票の満場一致で採択されたことを申し添えておきます。」

在ポートランド出張(日本)駐在官事務所

 「米国やカナダ等の国内法では、父母両方が親権または監護権を有する場合には、一方の親が他方の親の同意を得ずに子供を連れ去る行為は、重大な犯罪(実子誘拐罪)とされています。」

ジャーナリスト 牧野佐千子氏

2019/10/10 PRESIDENT Online 『「娘が車のトランクに」日本で横行する実子誘拐

日本は離婚すると親権が父か母のどちらかにうつる。だが、こうした「単独親権」を採るのは、G20の中で日本とインド、トルコだけだ。ほかの国では離婚後も父母ともに親権がある「共同親権」のため、国際結婚ではトラブルが起きやすい。なかでも深刻なのが相手の了解なしに子どもを連れ去る「実子誘拐」だ——。

ジャーナリスト石井政之氏

2020年5月6日 ishiimasa's blog 

『日本人の元配偶者に、実子を誘拐された被害者たちが作った動画を紹介します。
海外では日本の実子誘拐は、国際問題になっています。しかし、日本国内ではほとんど認識されていませんし、報道も少ない社会問題です。
子どもに会いたい、というシンプルなメッセージ。そして、そのシンプルな希望を邪魔する日本社会の司法制度などが簡潔に、そしてパワフルに説明されています。

フランス・ジャポン・エコー編集長、仏フィガロ東京特派員レジス・アルノー氏

2019/07/22 東洋経済ON LINE 「親による「誘拐」が容認されている日本の異常」
『日本で言うところの連れ去りは、英語では「abduction」といい、通常、誘拐、拉致と訳される。ところが、日本ではこの行為を誘拐や拉致とは別のことのように捉えている。「片親が他方の親の同意なく子どもを連れ去ることは『誘拐」と表現するべきです」と児童精神分析に詳しい東京国際大学教授の小田切紀子氏はいう。』

「誘拐」よりも悪質性の強い「拉致」という言葉を使用しているケース

嘉田由紀子参議院議員

『北朝鮮拉致問題で力を尽くされた横田滋さんが一昨日亡くなられました。お嬢さんにひと目逢いたいという思いでの40数年、、、、、さぞかし無念だったろうと思います。心からご冥福をお祈りいたします。同時に、過去何十年か日本国内では、「子ども拉致問題」が起きてきました。「妻」あるいは少数ですが「夫」による我が子の連れ去り。ある日突然我が子を配偶者から引き離し、子どもを連れ去り、しばらく隠れてから、裁判所で「継続性の原則」という、裁判実務慣習を悪用して「親権」を確保するという問題があとをたちません。』

一般社団法人officeドーナツトーク代表 田中俊英氏

『DVや虐待で子どもに被害を与える(どちらかというと少数派の)別居親を除き、多くの別居親は「拉致」被害に遭うことで日々嘆き悲しんでいる。それは、北朝鮮による拉致被害者家族とは別に存在し、しかも数としては数十万単位(毎年20万組の夫婦が離婚しており、その一部がabduction/拉致被害者だとしても、それが10年以上積み重なるとそれくらいの数になる)存在する、「もうひとつの拉致被害者家族」だ。』


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