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自己紹介という。


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始める時に自己紹介をする事があるが、よく考えてみると書いて自己紹介をした事がない。

大前太郎 35歳 大阪出身 今現在ウィーン、オーストリアでSAGAN Viennaというブランドを主宰

18歳の時に進路を決めた先が文化服装学院であったので東京へ。ファッションデザインという事が勉強が出来るという事でふんわりと深い考えもなく、東京に行けば何とかなると考えたのであると思う。
東京に住んで、良かった点は学校には自分と同じくして、ファッション、服、もしくは物を作る事が好きな人が多くこれはとても嬉しかった。こんなにも自分が何処かのコミュニティに属する事で同じ事を共有する事が楽しい事であるのかを知れた良い機会であった。

元々アントワープのファッションに興味があったせいもあり、ファッションが大学で勉強出来る事も知っていたせいもあり、目線はヨーロッパへと移っていた。
ここでも同じく、それを共有出来る友人をとても早いスピードで出会う事が出来た。
女子美術大学で勉強していた友人が安達先生を紹介してくれて、そこから品川にあったコルクルームに出入りする様になった。そこの繋がりが未だにあるのは面白い。

それと平行して夜間のセツモードセミナーにも通っていた。ここではドローイングを紙に速く当て嵌める技術的な物を身に付けると同時に、クリエイターとして働かれていた方とも知り合う事が出来た。

物事を同時進行させて時間を進行させて行くのが好きなのは小学校受験、中学受験の時期に習い事を掛け持ちでしていたせいもあるのかも知れないと、今考えるとそうだったのだろうと思う。
学校が終わるとそろばん教室、サッカー、その後、英会話と言った具合に1日を目一杯使っていた。

ただ幼稚園からやっていた英会話はロンドンへ留学した時にはまるで無意味でフォレスト片手にバーガーキングで冷や汗をかいたのを今でも覚えている。
読書に関しても同じく、ジジェクのラカンの読み方、東浩紀の郵便的な、浅田彰の構造と力など、哲学が好きだった時に、同時に読んで結局、完読出来ていない本達。難しい事を理解出来るOSを持ち合わせていないのに全てを詰め込みたい性格がある。

ただ、物を作っていてこう言う事か!と、ポイントとポイントが繋がる時に自分で納得させる事が出来るのはやって来た事に対して唯一の救いである。

と言う、自己紹介。

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