会津ワインのお気に入り場面
私は自分の作品が大好きなので「好きな場面」もたくさんあるのですが、「書き手」としてはこちらの場面になります。
この場面、このセリフになります。
まず「ある企業」の社内文化に「やってみなはれ」があることは、割と有名な話かと思いますが、そういう蘊蓄を「国内シェア2位」のライバル企業の方に言わせているところです。
1位を意識しているけど未だ超えられない悔しさというか、登場人物の忸怩たる思いを込めています。
で、その「超えたい」思いを現実にするため「学ぶ必要があるかも」と言いながら、
「と言いたいところですが」
と、否定を被せてくる。
このマッチポンプというか、「上げて落とす」、「ノリツッコミ」みたいな展開、そして「そこからさらに」が、実に私らしい場面です。
「ま…またまたやらせていただきましたァン!」
という感じです。
普通に読んだ読者の方なら
『おめーの 次のセリフはこうだ………
「譲二さん、やってみなはれ」』
と考えるところに、私の答えは、「と言いたいところですが」として
『おれ、ヒジョーに好きなのよ、だましの「手品」がッ!』
となる訳です。
会津ワイン黎明綺譚と「ジョジョの奇妙な冒険2部」を知らない方には意味がわかりにくい、はなはだ不親切な記事で申し訳ありません。
本日、新作に向けて会津若松市を訪問してきました。まだまだ取材というレベルではなく、当地の空気感を楽しんできたところです。
会津ワイン黎明綺譚では、「会津の地域性」を深掘りできずに終わったという忸怩たる気持ちがあります。
次作は、最終的な舞台を会津若松市にすることは固めています。その他の地域も登場しますが、会津の空気を表現したいと構想しています。
で、運転をしながら「会津ワインの冒頭場面」などを考えていまして、本稿となりました。
実はまだ帰宅していない状況で、一旦、スマホから投稿します。帰宅後にちょっと加筆修正するかもです。
3月21日 17時以降 微修正&以下 追記
次作の主人公は「川俣町出身」という設定です。川俣町と言えば、この「光流るる阿武隈川」にも少し登場する「川俣シャモ」という地鶏が特産品の一つです。
そして、会津と言えば「会津地鶏」が特産品の一つになる訳です。ということは、私は「川俣町」×「光流るる阿武隈川」×「地鶏」を調理することができるのか、という変なプレッシャーを感じています。
本日、ランチを食した洋風レストランではメインに「会津地鶏を乗せたリゾット」を選び、会津地鶏の美味しさを噛みしめながら、次作の展開を考えておりました。
リゾットは大変美味しゅうございました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
福島太郎は「文学フリマ東京36(5月21日)、文学フリマ大阪11(9月10日)」に出店を予定しています。
また「文学フリマ岩手(6月18日)」は出店の抽選待ちですが、出店できない場合は、遊びに行く予定です。
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