見出し画像

【駄文】書のこととか食のこととか

 これまでほとんど触れていないと思いますが、池波正太郎先生の小説に傾倒した時期がありました。作者で言えば、司馬遼太郎先生→池波正太郎という流れでしたが、「剣客商売」の「20番斬り」を皮切りに、「剣客商売」→「鬼平犯科帳」→「藤枝梅安」という感じで読み進めたような記憶があります。

 話の詳細は触れませんが「明るい・華やかな雰囲気」で始まる「剣客商売」が、終盤に進むに従い「悲哀」を感じさせるような印象で、逆に「ハードボイルド」なスタートの「鬼平犯科帳」が、進むに従い「人情味」が増えてくるような印象を抱いておりまして、加齢とともに作風が変化したのかなどと想像して楽しんでおりました。
 いずれにしても、池波先生のお人柄が作品に滲みでていたような感じがします。来月からは図書館で池波先生の作品をお借りして、再読したいと考えております。本日、偶々、テレビで「剣客商売」を放映していましたことから、ふと、池波先生の話を投稿してしまいました。

 どの作品も主人公だけでなく、主人公以外の登場人物が魅力的でしたねぇ。腕に覚えあり、良いところあり、弱いところあり、独特の容姿・性格など、所謂キャラが立っているということになろうかと思いますが、どの登場人物も、物語が進むごとに、作者の手を離れ自由に動いていたような気がします。

 また、全ての作品で魅力的な「食事」「料理」が描かれていたのも印象的ですね。私の場合は、正直、料理を楽しむということが苦手なので、今後、人としての「幅」を広げていくための課題の一つです。

 美味しいものは好きなのですが、「値段」を考えると楽しめなくなることが多いのです。
「この値段で、この味か」又は「この味で、この値段か」
と、考えた瞬間に、楽しめなくなることが多々あるのです。
 自宅が外食するのに便利な場所にありまして、徒歩圏内にファミレス、居酒屋、ハンバーガーショップ、ラーメン屋などの飲食店が多数立地しているのですが、正直なところ、「ここでは食べなくてよい」と考えてしまうことが多々あります。不味いとは思いませんが、美味しいとも思えず、「コスパが悪い」と考えてしまうのです。
 そこに、どう美味しさをみつけ、楽しみを見つけるか、課題です。

 ちなみに、「好きな居酒屋」にはもう半年以上顔を出していません。一時期は毎週のように通っていたのですが、残念です。行きたい気持ちはあるのですが、コロナ禍の中で営業しているかどうかもわかりません。
 どうか、閉店することなく、この時期を乗り越えていただきたいものです。

 池波正太郎先生のことを投稿しようかと考えていたのですが、食の話になってしまいましたので、題名を変更しました。久しぶりに「下書き無し」「noranekopochi」さんのサムネ画像という姿勢で、本日は投稿しました。

 最後までお読みいただき、ありがとうございます。こちらの本にAmazonで☆3の評価がつきました。なんとなくレビューをする方というのは「好意的かそうでないか」という印象があるのですが、☆3は何とも微妙です。


サポート、kindleのロイヤリティは、地元のNPO法人「しんぐるぺあれんつふぉーらむ福島」さんに寄付しています。 また2023年3月からは、大阪のNPO法人「ハッピーマム」さんへのサポート費用としています。  皆さまからの善意は、子どもたちの未来に託します、感謝します。