見出し画像

【駄文】猫のいる暮らし6

 朝の5時頃からドタバタ・チリンチリンと遊んでいる音が聞こえていました。そして6時過ぎに私が扉を開けると「モーニング脱走」です。一目散に1階へと飛び出していきました。 
 私はトイレとご飯の準備をするとともに、新たに「トイレカバー」の設置に取り組みました。まぁ、他の方から見れば、「大きい段ボール」にしか見えないと思いますが、私にとりましては「トイレカバー」なのです。みすぼらしいので写真はありません。

 準備ができたところで、2匹の捕獲に向かいます。ところが、朝のルーティンを覚えたのか、ナッツは階段の踊り場まで戻ってきていました。私は無理に捕まえようとすることなく、手にしていた「カルカン」のパウチをひらひらとさせます。
「カルカン、ねこまっしぐら」
の実演です。ナッツは猫部屋へと駆け上がりました。続いて、勘が悪く1階にいたチオにもパウチをひらひらとアピールします。本日は2匹とも自首的に2階へと戻りました。一つ目の皿にカルカンを入れると2匹で食いつきます。チオをもう一つの皿に誘導します。カルカンをカリカリにトッピングです。2匹ががっつく姿に安堵しつつ、「カリカリは食してくれるだろうか」と少しの不安を抱きつつ、職場に向かいました。

 我が家に猫たちが来て10日以上が経過しましたが、2匹の絡みが少なくなってきているような印象です。当初はひっきりなしにチオがナッツにちょっかいをかけていたのが減りました。ナッツは一人おもちゃで遊ぶことが多く、直ぐに興奮してくるので「野獣モード」と呼んでいます。激しすぎてキャットタワーからずり落ちそうなことも度々です。寛ぎたい時はキャットタワーの天辺か、ソファーを好みます。チオはコタツ内を好みますが、ナッツに寄り添い、キャットタワーやソファーにいることもあります。

 来た当初はあまりに鳴かず、姉が「声を聞きたい」と言うほどでしたが、少しずつ甘えることを覚えたのか2匹とも声を出すことが増えてきました。まだ、鳴き声を聞き分けることはできていません。ただ「外に出せ」と鳴いているのはナッツ、「チュールを寄こせ」と鳴くのは「チオ」と認識しています。

 私の存在は「キャットタワー」から「望みをかなえる魔人」に変わりつつあるように感じています。
 そしてお待たせしました。帰宅後の動画をどうぞ。

画像が乱れており申し訳ありません。おわかりいただけましたでしょうか。
キャットタワーの天辺で寛いでいた2匹のうち、食いしん坊のチオが、まず私に遅いかかりました「チュールorカルカン」状態です。つられてナッツにも襲われたため、画像が乱れました。

続いての動画は、「カルカンお代わり」になります。1度はカルカンを献上したのです。ナッツはある程度満足したのですが、カリカリがあるにも関わらず、チオが再度私に遅いかかります。動画を撮影しようとしても、顔付近でフミフミを始めるため、ピントが合いません。仕方なく「カルカンお代わり」を献上しました。ナッツは満足したようですが、チオは少し不満そうです。

 しかし、際限なくカルカンを供出するわけにはいきません。懇切丁寧に説明した結果、ようやくチオはコタツに入りました。と思ったら、カメラに悪戯するとカルカンが貰えると、誤った認識になったのか、私は三度襲われることになりました。

 カルカン又はチュールと、カリカリの供給のバランスが保たれる日は来るのでしょうか。

 


サポート、kindleのロイヤリティは、地元のNPO法人「しんぐるぺあれんつふぉーらむ福島」さんに寄付しています。 また2023年3月からは、大阪のNPO法人「ハッピーマム」さんへのサポート費用としています。  皆さまからの善意は、子どもたちの未来に託します、感謝します。