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何故か、田村町。そして

 福島県には「田村市」という自治体と「郡山市田村町」という地域があり、少し紛らわしい状況です。そして、私の住む地域と「田村市」も「田村町」も遠く離れているので、生活圏としては、ほとんど関わりがありません。

 なのに、最近、あることに気づいてしまいました。私がkindle出版している著作では、何故か「田村町」が関係してくるのです。

 「元宮ワイナリー黎明奇譚」で、主人公たちが訪問する農家さん、「あるスーパーだけが取引を継続してくれた」などの、作中屈指の名場面の元になりましたのが、「田村町」の農家さんになります。ちなみに、この場面は、ほぼリアルな話を記録しています。

 次に「黒田製作所物語」のモチーフとさせていただいた企業さん、こちらも現在の所在地が「田村町」となっております。「昔は海軍の飛行場」でしたが、終戦後に工業団地として整備され、そこに移転したエピソードは本当です。

 そして、次作として発刊を予定している「スプラウト」、この作品のモチーフとさせていただいた農家さんも「田村町」なのです。「元宮ワイナリー」の農家さんとは別の農家さんになります。この作品では、正直に「田村町」という名称を出してしまうので、モチーフとした農家さんを特定するのが簡単な状況となっています。

 なお、「スプラウト」というのは、発芽した芽と茎を食用とする。発芽野菜、新芽野菜の総称です。モヤシやカイワレ大根、サンチェなどが代表的なものになります。
 
 ということで、三作品に渡り「田村町」が関わっています。偶然というか縁というか不思議な感じがします。同じ市内とは言え、通常の生活では年に1~2回、行くか行かないかくらいの場所が、著作では深く関係していることになります。
 
 話は変わりまして、「お誕生日記念」として5日間に渡り展開していました「元宮ワイナリー黎明奇譚 無料ダウンロードキャンペーン」でしたが、期間中に8冊ダウンロードしていただくことができました。
 周知してくださった方、ダウンロードしてくださった方、ありがとうございました。また、来年の誕生日にもキャンペーンができるよう、元気で暮らしたいと思います。

 なお、「スプラウト」についてはキャンペーンを予定していませんことご了承ください。
 売上を確保するためというよりも、「読んでいただいた実感が薄い」という作者としての我儘になります。
 もともと売上を目的としていないので、バンバンキャンペーンをしても、本来問題は無いのですが、「kindle unlimited」はリアルに「読まれたページ数」が反映されますし、「購入していただいた方は、読んでくれるだろう」という期待があります。
 しかしながら、キャンペーンを展開した後のリアクションが薄いので、
「読んでくれてないのか」とか「読んでいただいた結果、リアクションできずにいるのか」ということを考えてしまい、作者としては落ち込みます。

 なので、ロイヤリティとしては「購入していただく」のが一番大きいのですが、「読んでいただいたことを実感できる」kindle unlimitedの方が嬉しいです。
 その上で、Amazonでの☆、レビューやnoteの記事を書いていただけると、書き手としては、無上の喜びとなります。
 いや、あの別に、書いて欲しいって要求しているのではないです。特にAmazonでは「レビューを依頼する」のは禁止されているようですから、お願いしては駄目なのです。

 ということで、何だかよく解らない話をして恐縮ですが、ここまでお読みいただきありがとうございます。
 なお、今月のkindle unlimitedにおきまして、「公タマ伝と同(第2集)」以外の著作が1ページも読まれていない。という状況になっております。

 読書の秋は、私の著作には訪れてくれないようです。

#何を書いても最後は宣伝

 実りの秋に相応しい作品は、こちらの「会津ワイン黎明綺譚」になります。タイトルの「田村町」と全く関係なくてすいません。舞台は会津美里町(新鶴村)になります。皆様はもとより、特に地元の方に読んで欲しい1冊になります。

サポート、kindleのロイヤリティは、地元のNPO法人「しんぐるぺあれんつふぉーらむ福島」さんに寄付しています。 また2023年3月からは、大阪のNPO法人「ハッピーマム」さんへのサポート費用としています。  皆さまからの善意は、子どもたちの未来に託します、感謝します。