書籍「公務員の調整術」 感想など
11月12日に発売された「合意を生み出す!公務員の調整術」(学陽書房)(2200円+税)を拝読させていただきました。感想については、レビューへのリンクのとおりです。良書だと思います。
そして本日、noteに「著者インタビュー」も投稿されていましたので、『つなぐ、つなげる』の精神に則り、御紹介します。
このインタビューで、心に響いたのが、次の言葉でした。
『動くこと。それが、「調整術」の第一歩です』
大変僭越ですが、拙著『元宮ワイナリー 黎明奇譚』の主人公、「大沼係長」が「伝えたいこと」も「まず、動くこと」になります。大沼は様々な局面で「動いてみますか」と呟きます。そして、ほとんどの場合は「利他」のためという描き方をしています。
「黎明奇譚」のもう一つのキーワードが「余計な仕事」になります。上司、同僚、民間事業者から持ち込まれる、トラブルとか「余計な仕事」とか、一般的な公務員であれば「まず、断る」から始めるような状況において、大沼は受け入れて動き出します。損か得かで言えば「動き損」になることは目に見えているのですが、大沼は馬鹿なので損得の勘定ができずに、感情で動いてしまうのです。その結果、どうなるかについては本書をご覧ください。
ということで、あくまで個人の感想ですが「公務員の仕事術」は、業務に役立てることができる「良書」だと思います。そして、業務に役立つかどうかはともかく、読んで面白いのは「黎明奇譚」だと感じています。
決して、学陽書房さんや、「公務員の仕事術」の著者に対抗しようとしているのではないのですが、たまたま同じような時期に両方を読んで感じた私なりの理解です。
なお、「公務員のタマゴに伝えたい話」もなかなか面白いと考えています。
福島太郎の著書、以下、3冊全部購入しても1500円ですのでお得です。
(結局、本日も宣伝です。千三つの太郎から、宣伝の太郎に通り名を変更しますか)
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