公タマ伝 #R5 官民連携という違和感、居心地の悪さ
少し「官」の方に対して、毒を吐きます。自爆的な話になります。
自分で言うのも何ですが、筆者は「多様な価値観」というものを大事にしようとしています。自分と異なる意見に対しても、なるべく否定することなく受け止めた上で、自分の意見と違いをどのようにより良い意見にしていくかを考えるようにしているつもりです。
他者に対して、マウントをとるようなことや、攻撃的な姿勢をとるようなことはしないように心がけています。
ところが、ここ数日、公務員の方がnoteで語る「官民連携」という言葉に、表題のとおり、違和感、居心地の悪さを感じ、ナーバスになりながら、毒を吐きたくなる自分がいました。そんな自分に「らしくないなぁ」と、モヤモヤしたものも感じていたのですが、ようやく文章化できそうです。
官民連携を語る「公務員の方々」から感じる
「これからのまちづくりには、官だけじゃなく、民の力が必要だよね」
「民も一緒に、まちづくりをしようよ」
という上から目線というか、立ち位置の違いについて、どうしても理解できない自分がいました。もちろん、その方々には「上から」とかの意識はなく、現状に対しての素直な気持ちだと思うのですが、「個人の感想」としては、受け入れがたいものがありました。
「これまでも、これからも、まちづくりの主役は民の方々です」
「民の方々が中心となり、まちは作られてきました」
「よりよいまちづくりのために、官がすべきことを一緒に考えていただけませんか」
筆者が考える「官民連携」は、このような立ち位置が起点になります。
どうも、このことを強く主張したいようです。このような意見と異なる方に対しては、「そういう意見もあるよね」ではなく「そもそも勘違いしていませんか。もう少し考えを掘り下げてみませんか」ということを言いたくなってしまうようです。
「他者に対し攻撃的・否定的な自分」が好きではないので、この稿を最後に、「官民連携を語る方々」と積極的に関るのは止めようと思います。
最後に一言だけ
「とても立派なご意見ですね。ところで、あなた方は何様のつもりですかぁ、そうですかお役所様ですか。なるほど偉いんですねぇ。私たちの税金で食わせて貰っているくせに」
と感じる方は、結構いるのではないでしょうか。
公務員のヒヨコの方々は、そのような「声なき声」について、もう少し考えてみてはいかがでしょうか。
筆者自身、自分ができているかは自信がありませんが、意識して行動するようにはしています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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