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スペシャリスト女子会

 ちょっと意味深なタイトルのようでもありますが、ゆるりとした勉強会のようなサークルのことになります。

 本日は、仕事帰りに、この会が主催するイベントに参加してきましたので、いつもより投稿が遅めになりました。

 今回は「ママカラ」という会を立ち上げ、ママ目線を大事にしながら、防災意識の普及・高揚のために活動されている方のお話を聞かせていただきました。
 防災活動の勉強というよりも、この会を主催している方々とのコミュニケーションをとるために参加しているような面もあるという、ちょっと邪な参加者です。

 今回、「恋する旅人」の紙の本を3冊持参しました。
 会を主催する方の一人が「co-ba koriyama」の運営団体の代表者ですので、その方に1冊お渡ししたかったのです。福島太郎として活動する前から、節目節目で相談させていただいており、「公タマ伝」に収録している「フロンティアミッション」の主要登場人物の一人でもある恩人になります。無事にその方に1冊お渡ししてきました。なお、
「それは、ちょっと後付け過ぎるでしょう」
と、御本人には却下されましたが、「題名のない物語」の主役である「西野」のイメージが重なる、素敵な方です。

 また、主催者の一人には「しろくまギルド」を主催する「しろくま」さんがいらっしゃいますので、その方にも1冊お渡ししてきました。しろくまさんとの関わりについては、以前、こんな稿で紹介したところです。

この方との交流から、インスピレーションを膨らませた話もありますし、「恋する旅人」に収録している「日本海夕陽ライン」をnoteに投稿した際にエールをいただき、その後の「恋のお話」を紡ぐことができましたので、やはり、恩人の一人ということになります。

 さて、残る1冊は持ち帰ろうかと考えていたところ、参加者の1人が、本に興味を示してくださったように見えましたので、その方に、最後の1冊をお渡ししました。名前も素性も知りません。
 そして、おそらく、その方は覚えていないのだろうと思いますが、2年くらい前にも「スペシャリスト女子会」で御一緒したことがあり、
「自分の小説を本にしたいのよ」
と話してくださいました。その方との交流はありませんので、その後、出版したかどうかは存じませんが、何となく、まだ出版はされていないように見えました。それで、自費出版した本に興味を抱いたように見えました。
 私のような者でも「自費出版した」という事実が、その方が持つ夢へのエールになればと考え
「よろしければ、その本をお持ちください」
という言葉になりました。予備の本を持っていって良かったです。
 傍から見れば、また、その方にしてみても
「何で、名前も知らないのに、本を渡したの」
という、釈然としない思いを抱かれたかも知れませんが、私にとっては、意味のある行動だったのです。

さて、それはさておき、公私を通じて
「何で、そんな無駄なことを」
「何で、そんな無茶なことを」
「何で、損なことを」
というニュアンスのことを言われることもあります。まぁ、自分でも
「俺って、馬鹿だなぁ」
と思うことが多々ありますが、
「そんな馬鹿でも、生きていけることが有難い」
「そんな馬鹿でも、誰かの役に立てることができたら有難い」
ということを感じて行動していることがあります。自分を育ててくれた「かこに感謝して生きていく」ことから、自分の中では必要な行動であるという思いも抱いていることがあります。

 人の縁に生かされ、人からの恩に育てられましたが、未だに恩を返しきれず、恩を送りきれずにいます。
 慌てず、焦らず、諦めず。日々、穏やかに、徒然なるままに、残りの人生を、生きてきたいと思うのです。


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