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叱らなかった、その後で

 公タマ伝っぽい話を一つ。
以前投稿した『「叱らない」ことの原点』という稿の中で、
『筆者は、後輩や部下を叱らないことにしています』
というエピソードについて御紹介していますので、その続きのような話になります。ミスをフォローして、一段落したところで、必ずかける言葉があります。

「○○で良かった(最悪のケースにならずに良かった)」

というものになります。少し状況がわかりにくいと思いますので、筆者自身の話を例にしますと、何度か御紹介しているとおり、2019年11月19日に、道端で不整脈の発作を起こし、救急搬送・入院ということになりましたが
「命に別状がなく良かった」、「救急車を呼んでくれた親切な人が居て良かった」、「運転中の発作でなく良かった」「家族に連絡がついて良かった」「保険に加入していて良かった」というようなことを考えて、口にするようにしています。
 ポジティブシンキングというほどのことでは無いのですが、最悪よりはマシと考えることにしています。

 また、「時間軸」というものを意識して、今後に「活かす」ことを考えるようにしています。「救急搬送・入院」ということになれば、短期的には業務に支障が出るでしょうし、筆者自身の体に負担が生じることも予想されるのですが、「これを機に係員たちが一層成長してくれるかな」、「うちの職場に負担が生じていることを人事当局も少しは考慮するかな(いや、そんなはずはない)」、「入院中の節制生活を退院後も継続して前よりも健康になろう」というような、少し中期的な時間軸で、活かそうとすることを考えます。
「暗いと不満を言うよりも、進んで灯りをつけましょう」
という言葉に似た考えかもしれません。起きてしまったことは仕方ない。ここからどうするかを考えると言うことになります。

 不整脈の発作については、「公タマ伝」製作という形で活かすことができました。

 充分に反省している係員のミスを「叱る」よりも、「励まし」、それを契機にして「活かす」ことを考えることで、より良い人や職場を作りたいと日々、取り組んでいます。(もちろん、ミスを未然に防ぐことができれば、それが一番です)
「今回のミスが起きたのは仕方ない。けど、○○のようなことにならず、初期消火ができて良かった。これを機に○○に取り組もう」というのが、基本になります。

 公タマ伝の売れ行きはサッパリですが、「売れないことを嘆くより」、販売促進について考えようともしています。

https://www.amazon.co.jp/dp/B08BTWZ126


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