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勝手にしやがれ

 皆様はじめまして「福島太郎」の「外側の人よしきく」と申します。
実は、3日前の7月29日に太郎と喧嘩をしまして、太郎はさらば、福島太郎?の投稿を最後に居なくなってしまいました。本来であれば、太郎が戻りましてから、皆様に経過を報告すべきと考えていますが、私から状況を報告させていただきます。
 うまくまとめられず、長文になりますこと御了承ください。

 福島太郎としての活動について、人事当局に報告するとともに「書類を提出する必要があれば教えてください」と依頼したのが6月30日のことでした。それから約1ヶ月間、回答がなく放置されていましたが、7月29日に回答がありました。
営利企業への従事等許可申請書を提出してください」
「はい、承知しました。すぐに提出します」
ということがありまして、これが太郎の逆鱗に触れたのです。

「よしきく、そんな申請書を提出する必要ないだろう。「違法ではないという認識です」「公務員の副業禁止という誤解」でも投稿したとおり、俺の活動は、法令等でいう副業的な要件に該当してないのだから」
「うん、その考えは俺も理解しているし、同じ考えだよ。ただ、人事当局が違う判断をした以上、従うしかないだろう」
「おかしいだろう。人事当局が異なる判断をしているのであれば、それを指摘すべきじゃないのかい」
「結果を出すまでに、約1ヶ月を要したことを考えると、太郎のような考えについても含めて検討して、前例なども踏まえ判断したんだと思うよ」
「それは、よしきくの推論にすぎない。何故、相手に状況を確認もしないで『承知しました』だよ。俺のバディとして、俺を守ろうとする気持ちはないのか」
「太郎を守りたい、「公務員のタマゴに伝えたい話」も守りたいよ。そのためにも、「書類を提出しろ」という指示に従うことが良いと思うのさ」
「公タマ伝の冒頭に記載したけど、『行政とは何のことでしょう』
法令等に基づき制度を構築し適正に運用することです
「だよな。俺もそう考えている、最も基本的なことだろう。だとしたら、今回の人事当局の判断も、それに従うよしきくもおかしいじゃないか。俺の活動を縛るルールは無いのに、何故、枷をかけようとする。ルールがあるなら従うさ。ルールも無いのに行動に規制をかけるというのは、行政として最も行ってはいけないことじゃないのか権限や権力がある者は恣意的に運用してはいけないだろう、そう思わないか」
「そのとおりさ。だけど、ルールには「あいまい」な部分もあるだろう。白黒だけじゃなくてグレーな部分、そこをどのように運用するかは、権力ある者の裁量になるのも仕方ないと思うよ」
「グレーな部分があるのはわかるさ、だけど、そのような時には「迷うときは相手有利」で判断すべきだろう」
「まぁ、うちの人事当局は「迷うときは規制しておく」ことを採用しているのだろうね、太郎も人事当局も「間違いではない」と思うよ。どちらも「一つの解」であると思う。だとすれば、「出した答えが正しい」として対応するしかないと思うのだよ」
「大人だねぇ、組織の一員としては、そう考えるのかもしれないけど、「解を否定された」ということは、俺が間違っていたというのか
「間違いではない。個人的には太郎の解に共感しているよ。ただ、今、そのことについて「人事当局」と議論しても不毛だということさ。相手が方針を変えるとも思えないし、若い担当者が困るだけになるのは目に見えている。活動を止めろと言われたわけじゃないし、書類を1枚提出するだけのこと。たいした手間じゃない」
「手間の問題じゃない。俺のプライド、俺のブランドはどうする。俺の主張を否定されるということは、俺の存在を否定されるということ。あんた、自分が楽になりたいから、俺の存在を否定する側に回るつもりなのか
「そんなつもりは無い、俺と太郎は一緒に歩んできたじゃないか。リスク上等、懲戒処分で斬られる覚悟もしている。ただ、今は闘うときじゃないと思うのさ。書類を出した上で、人事当局が太郎の存在を否定しようとしたら、一緒に闘うよ。歩みを止めないよ。ただ、この前だって後輩たちに心配されただろう『この本の出版について人事的には大丈夫ですか』と。書類を出すことで、ある意味、非公認から公認になるのであれば、それも有りじゃないか。今のままでは後輩達が職場で読めず、話題にもできない」
そもそも、公認とか非公認の対象じゃない、というのが出発点なんだが、まぁいい。よしきくの考えは聞いた。俺の考えは伝えたあんたの考えを変えようとも思わないし、俺の考えも変えるつもりはない。と、いうことは、これでお別れだな、道が分かれているようだ

 ということになってしまいました。太郎が「まぁ、悪いことばかりじゃない」とつぶやきながら、思い出をかき集めて、鞄につめこむ気配がしていましたが、私は壁ぎわに寝返りをうって背中で聞いていましたので、どのような表情をしていたのかはわかりませんでした。
『行ったきりなら幸せになるがいい、戻る気になりゃいつでもおいでよ』
です。

「勝手にしやがれ」

という心境なんだろうと思います。ただ、太郎に一言だけ伝えるとしたら、
『何かが地球におきるとき 腕のバッチが輝いて タロウが飛び立つ タロウが戦う タロウ タロウ タロウ』
 次に、太郎が飛び立ち、何かと戦おうとするとき時は、今度こそ一緒に戦うよ。

 なお、人事当局に書類を提出するにあたり、職場の上司にも「書籍出版」について、「福島太郎」について報告しました。諸星ダンの心境でした
「僕はね、人間じゃないんだよ。M78星雲からきたウルトラセブンなんだ」
「人間であろうと宇宙人であろうと、ダンはダンにかわりないじゃないの」
この後、セブンは西の空に消えていきました。太郎はどこへ行ったのか。
 次作の「帰ってきたウルトラマン」までは、数年の空白期間が生じたようですが、早く「帰ってきた福島太郎」に会いたいものです。

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