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で、太郎さんは何ができるのですか

 固定記事「自己紹介に代えて(noteを始めた訳)」で投稿していますが、
『また、以前、知人と退職後の人生設計について話をしていた際、
「で、太郎さんは何ができるのですか」
と問われ、答えに窮したことがありました。』

 一つの解として
「公務員のタマゴに伝えたい話」があり、「第2集」があり、そして、「元宮ワイナリー黎明奇譚」が間もなくAmazon kindleで発売されます。

本当は発売されてからの方が恰好が良いと思うのですが、
「Amazonの審査が終わると、唐突に販売開始されるのですよ」
「この投稿が、300本目の記念投稿になるのですよ」

「明日、何がおきるかわからないから、できる時に」
ということもあり、今、投稿せてください。

 未だに知人の問いかけに対して胸を張って「これができるよ」と返すことはできません。特技も資格もない、能力もない小役人のままです。
 ただ、この半年ちょっとnoteを通じて「恥をかく」、「汗をかく」、「物をかく」という姿勢を見せることができたことは、少し誇らせてください。
 端的に言えば、損得に疎く、馬鹿だからできたことでもありますが、そんな馬鹿に、優しさを分けてくれる方々がいるおかげで、ここまで「かける」ことができました。

 そして、noteへの投稿は続けますが、電子書籍の発刊はこれにて終幕となります。「公タマ伝」を完結させることができ、「お仕事三部作」の書籍化もできました、達成感、満足感、そして感謝に満たされています。
 ちなみに、昨年の今頃には「人に読ませるつもりがない」、「黎明奇譚」の初稿がありましたが、その後、不整脈の発作からの入院を経て、公タマ伝の構想が生まれた段階では、「お仕事三部作」としての構想はなく、「黎明奇譚」を書籍化するつもりはありませんでした。

 ある方の「公タマ伝はワクワクしない」との助言を受けて
「じゃぁ、ワクワクする話として、黎明奇譚がありますから、公タマ伝と組み合わせますよ」
と言いつつ、公タマ伝に掲載せず、
「第2集を発刊しますので、その時に掲載します」
と言いつつ、第2集に掲載しませんでした。
「黎明奇譚」は、一度「ミラクルミッション」と名前と設定を変えてnoteに投稿はしましたが、閲覧が伸びず、多くの方には読んでもいただけない不遇の物語となりました。

 そして、後から原稿化された「フロンティアミッション」、「公民館物語」に、書籍化としての出番を奪われました。が、そこから変態力を発揮し、パワーアップして、メインの物語としての書籍化、そして、当初とは異なるエンディングを迎えました。正直、
「自分が、こんな凄い話が書けるとは思いませんでした」
という心境です。
「何ができますか」に対し
「考えもしない、できもしないことを、してしまいました」
という気持ちです。
 何度も同じ話をしますが「公タマ伝」も「お仕事三部作」も、自分で書いたというよりも、交流がある皆様の力を借りて、書かせていただいた物語です。皆様からいただいた力に動かされて、書くことができた物語です。
 この場を借りて、あらためて節目の御礼をいたします。

 そして、節目ということで、ある一人にだけ、個別に御礼を申し上げます。公タマ伝第1集「第4章フロンティアミッション」に登場する「T会計事務所 Tさん」、実はこの方が「ワクワクしない」という助言してくださった方でもあり、この方が居てくださったことで、「お仕事三部作」の構想と、それぞれの原稿の種が蒔かれたことになります。
 お仕事三部作について考える時は、いつも「Tさん夫妻への感謝」がともにあります。ここ、大事なことなので繰り返します。お仕事三部作について考える時は、いつも「Tさん夫妻への感謝」がともにあります。

 太郎は、誰かに胸を張れるようなことはできませんが、Tさん夫妻をはじめ皆様のおかげで、公タマ伝、そして黎明奇譚を、世に誕生させることができました。
 本当に有難うございます。そして、ここまでお読みいただきました皆様にも、重ねて御礼申し上げます。これからもよろしくお願いします。


サポート、kindleのロイヤリティは、地元のNPO法人「しんぐるぺあれんつふぉーらむ福島」さんに寄付しています。 また2023年3月からは、大阪のNPO法人「ハッピーマム」さんへのサポート費用としています。  皆さまからの善意は、子どもたちの未来に託します、感謝します。