見出し画像

私の創作小説は推し活(ファンレター)みたいなものなんです。

 ということで、まんまミルクさんの記事のタイトルをオマージュしてみました。パクリじゃないです、敬意を込めてますので、赦してください。

 ミルクさんは、以前は「candyさんという名前」で活動され、映画や家族のことなど、温かく優しい視点で投稿されていた人気のクリエイターさんですが、最近は「映画と海外ドラマの感想」を中心に投稿されることにしたとのことで、名前も変えたようです。

 さて、今回のミルクさんの記事に
「まさに、そのとおり!」
と共感し、コメントをしようかと思いましたが、自分の話で長くなりそうなので、投稿記事といたしました。

 私が、「売れず、読まれず、儲からず」のkindle出版を続けている理由を考えた時に「書くことが好き、書くことを楽しみたい」という気持ちが中心にあると考えていましたが、実のところはミルクさんが仰るとおり
推し活(ファンレター)みたいなものなんです。
と、今さらながら気づかされました。

 ちなみに、「恋する旅人」は「推し活(ファンレター)シリーズからは除きます。これは、単なる「実験小説」というか「修行」としての執筆でした。

 その後、大好きな「ものづくり企業」を描いた「黒田製作所物語」。特に心を奪われたのが「日本一キレイなステンレス工場」と掲げた志でした。
 続いて「夢見る木幡山」と「光流るる阿武隈川」は、流行り病の行動制限の中、地域のために未来のために活動される方々に刺激をいただき、書き上げました。
 その後、150年前の明治時代に渡米した開拓者と葡萄づくりに尽力した方々の姿をイメージした「会津ワイン黎明綺譚」、そして、逆境に耐えながら、農家としての生き方を貫いた「スプラウト」。

 それぞれ、大好きな方々をイメージしながら、その人生に想いを寄せながら執筆しているのですから、楽しいはずです。
「モデルになった方やその関係者の方に読んでいただき、喜んでいただけたら最高です!」
という、まさに推し活に近いので、「売れず、読まれず、儲からず」でも、楽しく執筆活動を続けています。リップサービスもありますが、モデルとさせていただいた方々からは、有難い感想をいただいています。
 それが、私への最大の報酬であり、喜びと言えるのかもしれません。

 また、モデルとさせていただいた方々の優しさが嬉しく、感謝の気持ちで一杯でもあります。会ったこともないオッサンが突然アプローチしてきて
「御社をモチーフとした物語を書かせてください」
って頼まれたら、正直「胡散臭い、怪しい、危ない人」ですよね。私が言われたら「必要ありません、お帰りください」とお伝えしますよ。
 けど、ほんっと有難いことに、これまでのモデルの方々からは御厚情をいただいております。

 いつか、その恩返しになるような、良い作品を紡ぎたい!
「太郎さんの、今度の作品面白いね。うちも、このくらい良い作品にして欲しかった」
 そんなことを言われる夢を見ながら、次回作の構想を練り始めています。ただ、今度の作品は「公開・公表・kindle出版」をしない作品にするつもりです。
 モデルとなる企業さんに、捧げるだけの作品にしたいと考えています。ある意味では究極の「売れず、読まれず、儲からず」を追求するような気持ちです。
 ファンとして、推しにファンレターを届けたい。そんな気持ちで次回作の執筆を楽しみたいと思います。
 さて、#何を書いても最後は宣伝
 これまでのファンレターの数々が、こちらです。


サポート、kindleのロイヤリティは、地元のNPO法人「しんぐるぺあれんつふぉーらむ福島」さんに寄付しています。 また2023年3月からは、大阪のNPO法人「ハッピーマム」さんへのサポート費用としています。  皆さまからの善意は、子どもたちの未来に託します、感謝します。