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太郎、走り出します!

 冒頭から恐縮ですが、今、とても幸せです。
 新作予定の「スプラウト」という作品ですが、主人公とその奥様を中心に物語が展開します。
 私はその御子息「(仮称)和雄さん」とのご縁があり、
「和雄さんの家の話、俺に物語として書かせてくださいよ」
と、駄々をして、執筆を進めてまいりました。

 とは言え、3月下旬に、和雄さんとお会いし内諾を得た後、「会津ワイン黎明綺譚」に注力していたこともあり、和雄さんとの話は進まずにいました。が、会津ワインを発刊した後に、和雄さんとお会いする機会があり、
「例の話、あらためて進めたいのです、会社にお邪魔して良いですか」
ということで、7月に会社を訪問し、和雄さんと、そのお父さんとお会いして、あらためてお二人に
「御社の話を創作物語として、書かせてください」
と、お願いし、
「いいよー、書きたいように書きなよ」
と、仰っていただきました。

 その後、7月に「ふかや農園」や時代時代における農業情勢に関する情報取集を行い、8月から執筆を始めたものの、思うように筆が働かないまま9月に入り、
「せめて、毎日1行だけでも進めよう」
と努力しましたが、キャラが動かず、展開が繋がらず、悶え苦しみつつ、
「和雄さん、9月末に、粗原稿をお届けします」
と宣言して、背水の陣としたものの、その後も原稿は全く形にならず、9月最終日には、最初の5ページと「アイディアメモ」を和雄さんの元に届けることしかできませんでした。

 ほんと、申し訳ありませんでした。

 和雄さんの「いいよ、いいよ無理しなくて」という優しさをバネに10月から反転攻勢に入りました。
「1日1行ではなく、1日1ページを書くのです!」
と、自分を奮い立たせ、原案を紡ぎました。
 その後、note街の皆さまにも力をお借りしながら、原稿のブラッシュアップを重ね、10月21日には和雄さんに「ほぼ完成原稿」を送付することができました。

 さらに修正を行い、私なりに原稿を完成することができました。
 note街の皆さまとの鍛錬により、もの凄くブラッシュアップできました。この場を借りて、改めて感謝申し上げます。
 和雄さんにあらためて状況を報告したところ
「父も母も読んだようですが、ここまでフィクションで書いているなら修正するところもないと言っていました(笑)」
とのレスをいただくことができました。

 はい、度々申し上げているところですが、
 福島太郎のkindle出版は
「フィクションであり、創作です」
 現実の出来事をモチーフとしてますが、虚構の世界です。

 ただ、世の中には「虚実混在」にしてしまう方もいますので、モチーフとした方に御迷惑をおかけしないよう、事前に原稿を確認いただいています。

 ということで、和雄さんはもとより、そのご両親にも了承をいただくことができましたので、kindle出版のスケジュールをちょっと前倒しします。
 目標を年内発刊に修正です。急ぎたくないと思う一方、
「人はいつ死ぬかわからない」
ということがありますので、発刊に向けて動き出します。
 という、自己完結的な話でした。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
#何を書いても最後は宣伝
 実は、今月は「福島太郎の誕生日」があります。記念に誕生日前後を含め「kindle無料キャンペーン(3日間)」を開催しようかと考えております。

 「この本が良いと思う」という、御意見をいただければ嬉しいです。
 過去の著作については、こちらのリンクからお願いします。




 


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