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【読書感想文】フォロワー13人のずぼら主婦ブロガー(略)

 正しい本のタイトルは『フォロワー13人のずぼら主婦ブロガーが出版して手に入れたもの』ということですので、最初にツッコミます。
「タイトルが長いわ!」
ということで、三浦直子さんの著書の感想文を連投です。三浦さんはこちらの方です。

 次にお詫びと御礼を申し上げます。
「読まず嫌いしていてすいませんでした。楽しませていただきました。ありがとうございます」
 いやぁ、楽しかったです。帯に当たる部分に「半実話小説!」と記載されていますが、私の著作も「事実と空想のミックスジュース」を標榜するスタイルですので共感できました。本はこちらです。

 実は、少し前から、この本に興味を惹かれていたのですが、タイトルから「フォロワー13人からの大成功!」みたいなことを想像してしまい「売れないKindle作家」としては、嫉妬心が沸いてしまい、興味が無いフリをしていました。しかし、昨日、別な作品を読ませていただき、楽しませていただきましたので、
「読むしかあるまい」となりました。いやぁ、堪能させていただきました。kindle unlimitedに加入されている方は、この週末のお供にいかがでしょうか。

 実は、昨日三浦直子さんの著書を手にしたきっかけはnoteのコメントからでした。
 最近まで交流がなかったのですが、9月13日に三浦さんが投稿された記事に、私が「甘くない意見」をコメントしました。悪意はないのですが、こういうコメントに対しては、反発される方もいて「ブロック」とか「削除」とか、「逆襲的なコメント」などを受けることも覚悟して、コメントしたのです。
 ところが、三浦さんは大人でした。私の意見を素直に受け入れてくださり、対応とリコメントをしてくださいました。一般論ですが「メンドウなオッサン」ほど、優しくされるとコロッと対応を変えたりすることがあるようです。

 ということで、少し間が空きましたが、9月16日から三浦さんの著作を読ませていただき、予想以上の楽しさに、連日で感想文を投稿していることになります。
 昨日も今日もネタバレしないように、注意していますので内容にはあまり触れていませんが、「書き物」「読み物」が好きな方には、本作の方がよりおススメです。「笑いとペーソスのミックスジュース、家族の愛情と仕事の辛さをトッピング」という人生の味を堪能できます。元気になれる良書です。

 まぁ、見事なストーリー展開には、「書き手」として正直に言えば、完敗とか脱帽とかいう感情も生まれていて、少し悔しい気持ちもありますが、良い作品を読ませていただいた嬉しさの方が大きいです。
 翻訳という仕事を通じて、三浦さんがインプットしてきた物語が、咀嚼され消化されて、見事に作品に昇華されている印象です。
 少し、褒めすぎのような気もしますので、念のためお伝えしておきます。

「だ、誰にだってこんなに褒める訳じゃないんだからね、特別なんだから」

「個人の感想です。面白さ、楽しさを保証するものではありません」
が、夢枕獏先生、お願いします。

『この本は絶対におもしろい。
 作者からそう宣言しておく』
(幻獣少年キマイラ1巻 朧編より引用)

あ、一応、お約束なので、三浦さんに完敗した私の著作へのリンクを埋めておきます。


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