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人体の不思議

本日もお読みいただきありがとうございます。

更新2日目という事で文章量には拘らずに雑感といいますか、引き続き2023年の出来事について感じたことなどを書いていきたいと思います。

人は慣れる(順応できる)ことが特徴だという話をどこかで聞いたことがあります。

少し調べてみたのですがどうやらドストエフスキーの言葉らしいですね。

これを最近強く感じたのがトライアスロンの練習でバイクやランの練習を始めた頃のことでした。

自転車の乗り始めの時はとにかく楽しかったのですがすぐにお尻や膝にダメージが来てしまい長距離ライドは無理なんじゃないのかと感じました。なのでお尻のパッドが分厚いパンツを買ったり、あと掌の痺れ対策としてクッションが厚めのグローブを使ってみるなどいろいろ準備したものです。しかし乗る回数が増えると自然とお尻の痛みは感じなくなりグローブも今ではどちらかというと風対策だったり汗でのスベリ対策に主眼を置くようになりました。

自分でもこの肉体の変化・・・は違うでしょうね。経験を経て体が覚えるというか無防備でなくなる反応が不思議でしょうがなかったですね。

ランニングの練習でも同様のことが起きました。

私はもともと18歳までサッカーをしていて、20代前半の時にハーフマラソンに参加するのが趣味になり一時期ランニングはしていました。しかしマラソンからも離れもう10年近くまともに走っていませんでした。

当時の自分で1時間45分を目標にレースに挑んでいたのはよく覚えているので5分/㎞で21㎞走り切ろうとしていましたね。

そんな私ですが練習開始当初はもう足は回らないわ2km走れないわで大変でした。呼吸は肺が引きつったような切れるような呼吸で足が上がらなくなり。ペースで言うと一番ひどい記録で7分30秒/km程度でした。

学生時代ほど練習に時間をさけるわけでもなく、週に1回ランニングしてればいい程度の回数ですし体力的にも時間的にもそんなに長時間走れませんし練習メニューなんてないのでただ単に走るだけ。

こんなのでも不思議なことに回数を重ねるだけで5km完走できるようになる、6分台で走れるようになる、5分台で走れるようになるとどんどん記録が伸びていきます。

体重的な変化は前回書きました通り2023年4月時点で91㎏
10月に85㎏ぐらい
現在がおおよそ87kgとなっています。

劇的に体重が減ったり凄い筋肉質になったりしたわけでもないです。
youtubeみてトレーニングをやってみたり本を読んで勉強したわけじゃないです。ただただ走っただけで10年近く昔の自分に近い水準までタイムが戻りつつあるのは本当に不思議です。

現時点での走行距離は7㎞なのでまだ同じ距離を走り切れるとは思いませんけど。

私はこれも体が走るという行為に慣れてきたことだと思っています。つまりトレーニングをしなくても、そもそものポテンシャルとしてキロ5分で走れる素地を持っていて今後のトレーニング次第で距離もタイムも伸ばせる・・・筈です。

大人になっても継続して運動が出来る人は少ないです。

しかしその一歩を踏み出して、辛い思いをしてかっこ悪い自分を認めながら少しだけ頑張ってみると、本当は慣れのおかげで体が体の動かし方を思い出しているだけなのですが「劇的に成長している!」という錯覚を与えてくれるので、健康になるし気持ちよくポジティブになれるしで一石二鳥どころか三にも四にもなりそうだと思います。

本日はここまで。
ダイエットは最初にガクーンと体重下がるそうなのですが未だに85㎏より下がらない人体の不思議に私は囚われている。誰か助けて
また今度。

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