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亀戸お遊び組スペシャルイベントレポート(たろちん視点)

亀戸組愛好家の皆さん、こんにちは。亀戸組メンバーです。
先日の11月5日、漫画『亀戸お遊び組』1巻の発売を記念したイベント「15年間のわちゃわちゃメモリー ~亀戸組 スペシャルゲーム&トークイベント~」が開催されました。

僕も顔面オールフリー美少女(おじさん)の1人として僭越ながら登壇させていただきました。おかげさまでたくさんのご来場、配信視聴をいただき、少なくとも資本主義的観点では「成功」と言っていい結果になったようです。全ての皆さんに感謝。アーカイブも11月19日まで購入可能、11月一杯視聴可能です(昼の部夜の部)。

イベントの詳しい感想は各々の配信や始発待ちラジオなどでもアレすると思いますが、こちらのnoteでも簡単にまとめておこうと思います。

集合~リハ

11時前に池袋駅前で集合。一番遠い藤原が誰よりも早く着き、主役のルーツが一番遅れてきた。悠然と現れたルーツは普通に半ズボンでした。

このツイートなんだったんだ

会場に入って色々説明を受けたりなんだり。オフショット撮影の関係で誰を撮っていいのかなどの確認。顔を出すのかどうか決まってなかったイボーンにスタッフさんが「どうしましょう……?」となるなど。気を遣われている……!

リハなども簡単な段取りの確認だけで細かい内容や時間なども「自由にやってもらっちゃって大丈夫です!」とすごくこちらのやりたい形に合わせてくれるスタッフさんたちでした。理解がありすぎて「この人たち、決めたことちゃんとできません」という通達が出ていたのかもしれない。結果的にイベント経験の豊富なまおのアドリブに大いに依存した進行になりました。

台本、1人1人に自分のキャラがプリントされていて「凝ってるなあ」と思いました

ロビーでスタンドフラワーを見てみんなで「すげー」って言うなど。こんなん宝物やん……。BIG感謝です。

ご来場の皆さんが見る機会はなかったと思いますが、妻からの楽屋花というのも届いていました。妻も現地に来ていて入院中お世話になったみんなにあらためてお礼を言う機会にもなりました。

リハ後、楽屋でお弁当をいただきました。イベント内でも話しましたがまおだけ弁当のゴミを放置してどっか行っちゃったの、マジでまおだなあと思いました。

昼の部 永久師範代のいっきビデオレター、イボーン顔出し、はるしげ頭出し

来場者プレゼント用のあれこれにサインみたいなものを書いたりしてるうちに昼の部が開演。むかーし何度かこういうイベントに出させてもらったことはありましたが、当時は若く、膵臓もあった(酒飲んで出てた)ので、なんか色々と新鮮な光景で「すごいなあ」と終始フワフワしてました。

しんすけ永久師範代からのビデオレターはまさかの「いっき実況プレイ」形式でした。どんな映像が出るのか一切知らなかったのでビビった。僕は「300人規模でしんすけの作品を見る5分間」という状況に圧倒されていました。人生で体験したことのない感触があった。あそこだけでもアーカイブ無期限で残してほしい。

hacchiのビデオレターはちゃんと1人1人に対してのビデオレターでしたが、エピソードのチョイスにhacchiらしさが出ていてすごかったです。同じものを見ても感じ方や話す際の切り取り方は人によって違いますが、そういうところの非凡さにhacchiの実況力の高さがあるんだろうなと感じた。本人も言ってたけど、藤原にちょっと通じるものを感じるので出会い方やタイミングが違えば親友になっていたんじゃないかとマジで思う。とりあえず合計10時間話してほしいですね。

ボンバーマン大会のあと、会場プレゼントの抽選会でイボーンが乱入。「いいとも最終回の石橋と太田みたいに乱入してえな」みたいなことは当初から言っていて、最終的に奥様手作りのイボーンアイコン(カバ)の目出し帽を被っての登場となりました。ひたすら「暑い」と言ってましたが、あれそういうちょけではなくマジで暑いらしいです。

以降は普通にマスク姿で登壇。個人向けのトレンドに「イボーン」が出たという報告もありました。宮崎から来た甲斐があったんじゃないかと思います。

配信限定のアフタートークでは舞台袖からはるしげさんが後頭部のみ出演。翌日筋肉痛になるほど無理な体勢で無事に頭出しを果たしました。楽屋でも「後頭部は上手く出せるだろうか…」と1人だけベクトルの違う心配をずっとしていたので、うまくいってよかったです。hacchiも言ってた「はるしげさんが実は一番ヤバイ」というの、こういうところかもしれません。

あとアフタートークのとき、両親と妻が席で見ていました(一般のお客さんは退出後だったのでスタッフさんのはからいのようです)。大学時代にジャズサークルの演奏会に呼んだことはありましたが、さすがにインターネット活動の謎イベントに呼ぶのは初めてでした。大病したこともあり、妻に「こういう場で息子の元気な姿を見られるのは親として嬉しいと思う」とすすめられ声をかけたんですが、母ちゃんが「あの人たちが入院中に毎週メッセージをくれた友達なんだね」と認識していたのでよかったなと思います。

「よくわかんないけど面白かった」、母ちゃんのお手本みたいな感想だと思いました

夜の部~打ち上げ

いったん休憩に入り、微妙にやることのない時間に。夕方、ついにビールを飲み始めてしまったルーツが「こうしてないと寝ちまう」と言って楽屋をウロウロしたり物の片付けを始めていました。結局眠気はあんまり覚めなかったようで夜の部では「家」のテンションになっていました。

昼の部でまおが回しを担ってくれることが見えたので夜の部はあんまり邪魔しないようにしようと思いながら話を聞いてたら、突然「なにお前が回してんだよみたいな顔で見てんじゃねえ!」と激しく恫喝されてまおって怖いなと思いました。まおファンのみなさんへ。あれが彼の真実の姿です。

でも実際まおの場慣れ感は頼もしかったです。お客さんとコミュニケーション取ろうとするのもいらっしゃってる皆さんが楽しんだり反応しやすくなるように考えてるらしくてすごいなあと思いました。まあ「まおが回してるなあ」という感情がゼロだったかというと全然そんなことはないので、そういうのが無意識のうちに顔に出てた可能性はあるかもしれません。

イボーンが最初から普通に壇上にいる、など細部はもろもろ異なりますが基本の流れは昼の部と同様に進行。昼より緊張がほぐれてきた部分と疲労が出てきちゃってる部分と両方あって、いかにもおじさんのイベントって感じの味わいがあったんじゃないかと思います(ポジティブな表現)。

実は夜の部ではタカのビデオレターも流れる予定だったらしいんですが、ガチのマジで忙しいなどの事情があり叶わなかったそうです(ギリまで調整してたらしい)。次は欠席ではなくちゃんと遅刻してほしいですね。

今後のことでいうと、亀戸組幹事長として知られる塩が今回のイベントをとても楽しんでおり、次回にも前向きっぽいことを言っていたのが大きいんじゃないかと思いました。読者の方にはご承知のとおり、組員の中で組織をドライブさせるほぼ唯一の能力を持っている男なので、彼のモチベがさまざまな活動実現の一翼を担っているのは今後も間違いないでしょう。子育てなど大変そうでしたが、また一緒に色々やりたいねーということを話しました。

終演後、打ち上げへ。ここで藤原がしんすけ結婚式編の「三倍満事件」を彷彿とさせるちょっとしたやらかし(?)を重ねて藤原ここにありを見せてくれたんですが、そのへんはまた本人に語ってもらいたいと思います。

打ち上げではルーツとまおがビールをガンガン飲みながら「アベンジャーズエンドゲームのあのシーンがいいんだ」っていう話をひたすら2万デシベルくらいの声量で語ったあと、「ねみぃ」って言って先に帰って行ったのが実に亀戸組らしいなと思いました。1年ちょっと前まで俺もああだったんだな、と思って失ったはずの膵臓が痛みました。

亀戸組の初イベントを終えて

ルーツの『亀戸お遊び組』をきっかけにこういうお祭りのようなことができて、本当によかったです。イベントでも言いましたが生きてるといいことあるなあと思いました。

こう言うとあれですが、「あ、自分って亀戸組なんだ」っていうことを生まれて初めてちょっと思ったかもしれません。

昔からみんな言ってますが、「亀戸組」というのは別にグループでもないし決まった活動があるわけでもありません。1人1人がそれぞれゲーム実況なりネット活動なり仕事なりをしていて、たまたま友達になって、なんかそういうくくりというか呼び名がある。それ以上でも以下でもないと思ってました。ていうか今もそうです。

なんかただの友達というのも違う気がしていて、それはいい意味でも悪い意味でもあって難しい。スラムダンクのゴリが「オレたちゃ別に仲良しじゃねえけどこのチームは最高だ」って言った感じが近いかもしれません。「面白いなこいつ」と「めんどくせえなこいつ」の両方の感情をお互いが大なり小なり抱えていて、それでもなんかやるんだったらこのメンツがいいなみたいな気持ちがある。「なんかやる」の箱の中には旅行や飲み会や配信やイベントが同じサイズで均等に入っている、というのが亀戸組なのかもしれません。

それも人によったり時期によったりして変わると思うんですが、今回久しぶりにみんなとなんかやって僕としてはそういう気持ちになりました。そう思わせてくれたのは不器用に古のインターネットを引きずりながら「お遊び」をしているだけの僕たちの集まりを面白がってくれた皆さんのおかげだと思っています。あらためてありがとうございました。

おまけマシュマロ「うちわやペンライトどうだった?」

最後に1つだけいただいたマシュマロについて。イベントに来てくださった方から、うちわやペンライトなどがあったあの感じはどう思ったのかというものをいただいたのでおまけとしてちょっと書いてみます。若干のお気持ち要素を含むので以下鍵で。(結論だけ言うとうちわ面白かったよという話です)

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