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敵・味方幹部の魅力

毎度お騒がせしております。
たろちゃん組です。

最近は吉本社内外の大人たちや
番組制作の方々、UUUMの社員さんなど
たくさんの人たちとお仕事やお話をさせていただき
日々学ばせていただけることばかりにございます。

日に日に自分が何者なのか
定義しづらくなっているので
ここいらで〝戦うフリーター〟でも
襲名したいなと思うんですがどうでしょう所さん。
でもボクシングも最近できてないしな。
一児の父として胸張れるよう頑張りたいと思います。
(早く賞レースに命懸けて魂削るような生活に
戻りたいのですがね、、、
しっかり経済的に自立せねば🤷‍♂️)

さてさて今回の漫画コラムは
ぼくが少年漫画を読んでてワクワクする
味方幹部・敵幹部などの集会シーンについて。
いつもながら勝手に自論をぶちまけようかなと思います。

幹部召集・集会・会議・・・
様々な個性的キャラクターが一堂に会するシーンは
なぜこうもワクワクするのでしょうか。

それは〝1集団〟の中に様々なキャラクター性が点在し
相対的に比較対象が増えるからでしょう。

「七人の侍」という日本映画界が誇る大傑作がございます。
国内外問わず、後世の様々な文化に多大なる影響を及ぼした
大巨匠・黒澤明監督の有名な一作ですが
この「〜人」のというカテゴライズは
個性を爆発させる機能としては至高のものだと思います。

〝七人の〟という枠組みの七人は
他のキャラと一線を画す存在になります。
それだけで特別になるのです。
作品内でも1人、また1人と屈強な侍を仲間として
迎え入れていきます。
最初の侍はこう、次の侍はこう、じゃあ次の侍は・・・
否が応でも特別な集団内の中に比較対象が生まれ
一人一人のキャラが立っていきます。

より個性的になることで人々は惹かれていきます。
この機能はマジで良いんです。
だって推しを見つけやすいんだから!笑

これを漫画に置き換えましょう。
簡単な数字での個性分けをするとしたら〝四天王〟ですね

1人は皆をまとめるリーダー格、もう1人はパワータイプの大柄な男
もう1人は紅一点の女、もう1人は謎の無口なやつ・・・

テキトーに4人を並べてみましたが
これだけでも色々比較対象が生まれて
あぁ〜オレならこいつ好きかなぁ〜
私ならこれ好き〜と選び取りやすいのです。
見た目も性格も必殺技も考えるだけで楽しくなるし
比較対象がいるからこそ、より1集団の魅力が増していきます。

これが四天王に属さずにただ1人1人が主人公たちに立ちはだかっても
特別感はそこまで出せません。初めから1人なら個です。
それが集団の中の1キャラになるからこそ
〝個〟性が生まれるのです。
1人の敵よりもある集団・枠組みの中にいる1個性たちが
たくさんいる1グループの方が個性が際立つのです。

ましてやメンバーは〜人と絞られている方が
プレミアな感じの集団になっていって僕らは魅せられますね〜。

あなたの好きな漫画のグループを思い浮かべてください。
・ギニュー特戦隊・幻影旅団・敵連合・・・

数字を含めたグループも。
〝七〟武海・護廷〝十三〟隊・伝説の〝三〟忍

様々な敵の枠組みや味方の枠組みがありますが
ボスが誰で、単純戦闘が強いのは誰で、
実はトリッキーなやつがいて・・・って
考えるだけで楽しいです。

こういった中で推しを見つけることこそが
自分がなにを好きで自分が何者であるかの
アイデンティティにも繋がっていくと思うんです。
男らしいものが好きだからゾロが好き、とか
チャラチャラしてるけどやるときはやるサンジが好き。とか
つまるところ、きっとそれが自分がなにに憧れてたり
なにを格好良いと思うか、ひいては自分がそうありたいかを
定義することにもつながると思うのです。
推しとはただ好きなだけでなく理由があるからこそ。
実は何かの投影なのではないかと思うのでした。

さてさてそんなことで長々と能書きを垂れましたが
様々な個が点在するグループにおいても
誰よりも魅力のある個性を出せる人間に
なりたいものですね。
僕もそんな特別な人間になりたいです。
ちなみに僕が好きなキャラクターは
飄々としてて掴み所がないけど
実はめっちゃ強いやつです。
そういう人間に憧れるなぁ。ヒソカとかね♣️

さてそんな特別な集団の中において
あなたの推しは見つかるか!?
シネマンガブラザーズ・少年漫画あるある
『ヴァサラ戦記』をお楽しみいただければと思います。
最新29話↓

28話↓

たろちゃん組

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