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理由

ぼくは人生の中で大切にしている
習慣がある。

それは自分の中の〝なぜ〟の
答えを見つけるということだ。

例えば、この音楽が好き、この風景が好き
この映画が好き、この漫画が好きー

そういった好きなものが
なぜ好きなのか、という理由を
深掘りすること、
これが楽しくて日々の習慣になっている。

自分が好きなものの理由を
言語化していくと不思議と
自分というものがまた明確になってくる
素直になれる、そんな気がするんです

もちろん、そんなもん、
好きなんだから好きなんだよ!
という理由も大切。

そもそも好き・嫌いという感性自体が
やはり感覚的なモノだし。

ただ、理屈で説明できる好きと
理屈で説明できない好き

そのどちらも重要であり、
そのどちらもがぼくであると思う。

だから日々、このなぜ探しをする。
これが楽しい。

自分以外のことにも〝なぜ〟を探す。

なんでこの漫画は社会現象になったんだろう?
なんでこの映画は流行らなかったんだろう?

もちろんマーケティングによるものも
あるというのは重々承知の上ですが
自分的には、この漫画はここがこうだから
より多くの人の共感や感動を
奮い立たせたのでは?とか
さまざまな考察や
統計を取り、推理をする。
それが合ってるかは別として
自分の中でひとまずの折り合いが着く。

その漫画や映画の好きな点・
苦手な点を炙り出していくと
気づけば自分が作品や物事に対し
何に感動し何を面白いと思うかという
ことが明らかになってたりする。

だから楽しい。
そうやって自分の感性を理解していく。
そこから浮き彫りになった
興奮する理由・感動する理由は
自分の表現活動に多いに活きてくるのです。

ただ、言語化できない好き、
これもまた不思議。

例えばぼくはイタリアが好き。

イタリアには行ったこともないし
縁もゆかりもない。

ただ地中海の街並みや
ヴェネツィアの情景の美しさなどが
とても心揺さぶられる。

なぜかはわからない。
本場のイタリアを見たら
好きじゃなくなるかもしれない。

それにも理由はあるのかもしれないし
はたまた単に感覚的な問題かもしれない。

強いて、なぜなのかを
無理やり結論付けると
ぼくはディズニーが好きだ。

幼い頃、母に連れられて
開演したばかりのディズニーシーで見た
地中海風の街並み。
小さいながらにその情景の美しさや
これから待ちわびたアトラクションに
乗れることへのワクワク感、
シンプルに家族で遊びに行った思い出
などなどが入り混じって
圧倒的な好感に変わり、それが
なんかイタリア好きやわー的な
感覚になってるんだと思う笑

こうして説明できる理由
理屈じゃ説明できない理由
そのどちらもを受け止めていくと
なんとなく見えてくる自分の核
というものがある

それは本当に大切にしないとな、
と思うのです

自分の感性と知識だけで言葉にすること
それも表現するにあたってまた大切なこと
この日課は死ぬまで続けたいな、と思います


とにかく〝好き〟は全てにおいて
とてつもない原動力を産む!
今日も明日もたくさんの好き!
を見つけていこうと思います。

愛だなッ!

たろちゃん組

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