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教科書

ぼくの教科書はいつだって漫画だった
多分人格形成にも多くの影響を及ぼしている

根っからの文系で算数は
小数点の計算から既に嫌いだった
(点移動すんな!)

だから文章を読み取り、
想像力をたくさん働かせて
筆者や登場人物の感情・心情を
読み解く方がやってて面白かった

特に国語に関しては数学と違って
正解が一つとは限らないのが好きだった
そもそも文を読んで筆者がどう思うとか
自分がどう思うとかその感性は
無限大すぎて正解などないとも思えた
数学は方程式があって自ずと
一つの答えへと帰結するように
計算しなければならないので
なんか窮屈だった
なにかと自由な方がいい

その点、漫画は素晴らしい
活字だけでなく
絵までついてくる。
相乗効果だ。
より鮮明に読者に訴えてくる。

元々漫画や映画、
〝作品〟と呼べる物には影響される性質で
小学生の頃は本当にドラゴンボールを
探しに外へと遊びに行ったものだ。
ある時から海賊王を目指したし
忍者にもなりたかった。
中学に上がると坊屋春道のような
町1番のワルに憧れ、
高校生の頃にはROOKIESの
川藤先生のような教師になりたかった。
多分今なら鬼退治に行くか
呪霊と戦うことになるだろう。
巨人と戦うのは怖いからやめとくが。

朝起きて歯を磨くように
毎日習慣的にたくさんの漫画や映画に
お世話になった


最近ふと、生まれ変わったら〜とか
過去に戻れたら〜とか、
自分が選択した今の人生じゃない道を
想像してみた。
もし高校生の頃ボクシングじゃなく
ダンスとかピアノをやっていたら〜とか。
生まれ変わったら
バンドマンになりたいな〜、
芸術家になりたいな〜、とか。

ちょっと興味あるけど
今までやらなかったことが
次々に湧き出してきた。
なかにはやろうと思ったけど
ちょっとした勇気が足りなくて
やれなかったことも。

〝まあ今は忙しいからできないけど〟
っていうそれっぽい適当な言い訳つけて
目を背けている自分がいることに気づいた

ちがうよな。
んなこと言ってっから
いつのまにかあっという間に
人生終わっちゃうんだ
やりたいことがあるならやれよ。
人生は短いんだぞ
一回しかねんだぞ

途端にオレの心が説教し始めた

おそらくこれも
宇宙兄弟の台詞が脳裏によぎったからだ

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人生は短いんだ
テンションの上がることやろうや
つまりやりたいことを。

そして高校時代の恩師
川藤先生も続けて出てきた

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何かを始めるのに
遅すぎるということはないってよ。
そう教えてくれる川藤先生よりも
年上になっちゃったけど。

そうだ。昔オレは学校の先生の
言うことは聞かなかったけど
川藤先生の言葉だけは胸に響いた。
教師っていう生き物が嫌いだったから。
だからこそ自分が川藤先生みたいな
素敵な先生になれば生徒に
こんな思いさせないのにって
あのときは、教師を夢見たんだ。
いま自分を熱中させるやりたいことはー。

やっぱり漫画は
ぼくの心のコンパスだ
そして映画は夢を与えてくれる
どちらも素晴らしい。
作品を作る人たちはそれだけ
多くの人の人生に影響を与えている

やりたいことがあるなら
生きてるうちにできる限り
全部やっておこうと
思いました

さ〜ぁ、ガンガン攻めるぜ
オラの体よ、もってくれ!

たろちゃん組

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