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ヒロアカ〝終章〟が大好きすぎる件

もう大丈夫!たろちゃん組が来たッ!!

今回の漫画コラムは
いつもながら少年漫画の〝あるある〟について
勝手に考察・推察していくのではなく
1ファンとしてある漫画の超個人的な
感想を書いていきます!

それがこちら!BANG!
『僕のヒーローアカデミア』🦸‍♂️🦸‍♀️👏👏👏
Yeah!!!

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2014年より連載が開始され今日にいたるまでの
週刊少年ジャンプ看板作品の一つでありますッ!

大まかなあらすじやキャラクターは知ってるものとして
説明は省かせてください!

ヒロアカの代名詞とも言える
〝PLUS ULTRA〟(さらに向こうへ)精神の元、
物語前半の王道バトル展開や
日常学園コメディ要素など
幅広く読者を楽しませてくれるヒロアカ。

個人的にすごいなと思うのが
ヒーローを扱った題材×アカデミー(学校)という点で
しっかり〝学園祭〟も描いていて
フィクションでありながらどことなく
あの頃を思い出すような淡さもあるのです笑

日本の漫画、ナルトで言えば忍者の世界、
 ONE PIECEで言えば海賊の世界が中心となり物語が
進みますが、マーベル・DCコミックスに代表されるような
アメコミは一つの世界観を共有してて
たとえば渋谷に悟空がいたり新宿にルフィがいたり
その世界の地平線は簡単に言えば同じなのです。

なのでアメコミの事件はいつも
あたかも現実で起きてるかのように
ニューヨークに地球外生命体がやってきたりするのです。
世界の各都市でやれアイアンマンだキャプテン・アメリカだが
日夜市民を守ってるわけですね
(バットマンのゴッサムシティは架空だけど現実的な都市)

なのでヒロアカの舞台も現実(的な)日本。
(都市名は全て架空の名前ですが。)
現実が舞台となると社会風刺的な要素も
とても相性が良いように思えます。
現にヒロアカでもヒーローたちがいることでの
市民の安全性やその虚偽、一方的な市民たちの誹謗中傷や
ヒーロー自身の苦悩などが盛り込まれているのです。
そこにはあまねく存在する大衆たちの心なき言葉や
現代人である我々市民の心の動揺などがリアリティを増して
描かれます。これは流石にONE PIECEやナルトでは
見せることのできない作風なのでフィクションでありながら
感情移入できるのですごいと思いました。
現代社会に生きるだれしもが実は抱えている
家族間の問題だったり、他人との評価だったり
そういった面もただの少年漫画に過ぎない奥深さがあり
むしろ物語は後半に進むにつれて少年漫画から
少しだけ大人な漫画のように思えてくるのです。

さて、ここからが本番です!

そんなヒロアカですが実は今が一番熱いのでは?
と思うのです。現在ヒロアカは306話から始まる
〝終章〟の真っ只中!


ここからは大いにネタバレが含まれますので
単行本・アニメ勢はお控えなすって!


ヒロアカ前半の王道展開、弱気で才能のない少年が
憧れの存在と出会い、仲間と切磋琢磨しあい
様々な敵を倒し夢へと近づいていく・・・

ここまでは正義のヒーローになるための物語だな〜と思うのです。
現に第一話は
『これは僕が最高のヒーローになるまでの物語』
と結ばれて終わります。
そうして〝僕のヒーローアカデミア〟は始まっていくのです。

ですがどうでしょう。終章が始まった途端のデクは。
確かに強くなりました。そして様々なものを背負うように
なってしまった。仲間たちも切り払い、憧れだった師匠すらも。
それは自らが狙われていることで仲間たちに迷惑をかけないため。

ともすればデクはどんどん仲間たちを置いていきます。
苦悩しまくった挙句、1人で戦う道をえらんでいきます。
ドス黒い衣装になりこう見るともはやダークナイトのようにも
見えてきて最初はオールマイトのような正義のヒーローを
目指していく物語かともいきやそこにいるデクは
まさしく〝ダークヒーロー〟の醸すそれと同じだったんです!

くぅううう!!!堀越ぃいいいい!!!!
終章始まった途端これかよぉおお!!!!と
ワクワクしたのも記憶に新しい。

あるある風にいうと序盤は
なんの才能もなかった主人公が師匠に力を授かり
努力して仲間達と切磋琢磨し合いやがてだれにも認められる
最強のヒーローになる雰囲気?・・・と思いきや
強くなった主人公がダークヒーローになっていく雰囲気だと!?
(合ってるか!?w)

だがしかし!そんなことをしておいて
デクの友達だったA組の面々が黙っておりません!
319話〜321あたりはヒロアカでも最も好きなとこかもしません!

孤立していくダークヒーロー主人公をA組の面々がささえていくのです。

ここでたまらん展開!仲間VS仲間!
なんとなんとデクvs A組が始まるのです!
強くなった主人公に対して俺たちは足手まといなのか!?
どうなんだよ!デクと!なってくのですね〜!これがたまらん!
そんで今までデクと関わってきたクラスメート一人一人の
シーンを挟みながら全員が孤立しようとする
デクを止めていきます!このリレー方式の戦闘も大好きなんです!

ずっと僕の推しであるかっちゃんがまた良い味出すんですよこれが・・・。

全面戦争からここまででかっちゃんは
正直ベジータやサスケ枠を超えたんですね。
最強のツンデレ戦士ですよ。マジで映画版ジャイアン・・・。

でもかっちゃんだけじゃないんです。
いままでデクとかかわってきたA組の生徒すべてのシーンが蘇り
最後の最後はA組からOFA(ワンフォーA組)へ、・・・て。

おおおおおおおい!!!!!!!!
気づいたら箱推しになるじゃろがい!!!!!!!!
堀越ぃいいいい!!!!!!!!!あんた天才だよ!
あんたの描く女キャラ大好きだよ!!!!!!!

そうしてそのダークヒーローはもう一度仲間たちと向き合い
元の雄英に戻るのでした。
ここでまた大衆に煽られてしまいます。
さすがは現代向けの作品。

終章のテーマとも言える
『ヒーローが辛いときヒーローを守るのは—」

・・・ここでデクを守ってくれたのは
紛れもなく仲間でした。
ヒーローも不安なんだ、みんなと同じ隣人なんだと。
(この隣人がスパイダーマン感もあって最高)
お茶子ちゃんの叫びにより
最大のヴィラン・オールフォーワンに狙われている
危険因子のデクは無事、市民たちの了承を得て
古巣へ戻ることができたのです。
まさしくワンフォーオール・オールフォーワン。

心を閉ざしていたはずのデクは再び元に戻っていきます。
そして大粒の涙を流しこう締め括られます

【これは僕が最高のヒーローなるまでの物語】

【そして、みんなが最高のヒーローになるまでの物語】

こここここここここにきて第一話の伏線回収!?!?!?!?!??

堀越〜!!!!!!!!!!!!!!!
あんた大好きだよ〜!!!!!!!!!!!!!


僕は思ったんです。
最初はデクがオールマイトを越えた
スーパーヒーローになる物語かと。でも違ったんです。

正義の象徴であるオールマイトを
超えるとすればそればデクではなく

デクたちなんだと!!!CLAP!👏


少しボリュームを抑えます。

にしても終章・・・ほんと熱い展開しかないですね。
ここ最近の少年漫画でいえば間違いなく5本の指に入ると言える
最高の神展開でした。

まだまだこれで終わらないのですよ。
今ようやく動き出したところ・・・。
ガチのネタバレになっちゃうからアレだけど
アメリカのやつも噛ませだけにならず爪痕残したのマジナイス。
あとは荼毘くんとエンデヴァーどうなっていくのかなぁ・・・
あぁ・・・たまらんぜ・・・
ありがとう堀越先生。連載終了したらゆっくりお休みください。
よかったら僕らのYouTube見てくれないかなぁ笑
いつかお会いできたらなぁ〜・・・!!!
堀越先生に会うのもまた一つの夢です!!!!

たろちゃん組

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