顧客中心主義
弊社のバリューは3つ定義しています。
・変化・改善
・挑戦
・顧客中心主義
そのうち、今回は『顧客中心主義』について説明したいと思います。
言われたものを作ることに価値はない
システムを作る者として、決められた仕様をきちんと満たすことは当然重要だと思います。ただ、仕様通りに開発することは(よほど特殊じゃない限り)どこの会社でも出来ることだと思います。お客様の言うことは絶対という、顧客絶対主義です。
顧客絶対主義の会社はどこの会社でも出来ることを行います。そしてそういう会社は価格競争になってしまい、プロジェクトに参画してくれたメンバーに払う給料が安くなってしまいます。
納期を早くすることで差別化は出来ますが、残業が多くなってしまいプロジェクトに携わっているメンバーは疲弊してしまいます。品質を高めることで差別化も出来ますが、リピートのお客様でない限り受注前に差別化アピールが難しいです。
好みは人によって異なる
レストランでご飯を食べる時、同じレストランでも人によって気に入っているポイントは異なります。おしゃれな雰囲気を好きな人、美味しい料理を好きな人、スマートな対応をしてくれる店員さんを好きな人、ワインのうんちくを好きな人など。
気に入っているからそのお店に来ているのであって、嫌だったら当然のごとく来ません。
一方、ワインのうんちくに興味が無い人でも、その人の『好み』が分かっているソムリエなら説明は最小限にするなどの適切な対応ができ、その人はまた来たいと思います。
つまり、お客様が「価値がある」と感じることに対してサービスを提供することがプロフェッショナルだと思います。
お客様はチームの一員
お客様が全ての業務要件をきちんと洗い出して仕様として固めないと開発出来ないという会社はあまり価値がないと私は思っています。お客様はプロジェクトを成功させるという同じ目標を持ったチームの一員であり、お互いが補完し合うことが重要だと思っています。『ふんわりした仕様を提供してもきっちり開発する会社』に価値を感じるお客様であれば、弊社はチームの一員としてお客様の業務を理解しきちんと開発します。
お客様のニーズを先取りして能動的にこちらから提案していく。ニーズを先取りしているのでお客様の期待を超えて感動与えられる。そういう顧客中心主義をモットーに仕事をしております。
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