「誤った誠意」に気づく。
こんにちは、白井です。
誠意を持って、人と接すること。
それは、とても素晴らしいことです。
全ての人が誠意を持って、何事にも向き合うことができれば、きっとコミュニケーションにおける不快感は無くなっていくでしょう。
ですが、誠意を向けられすぎると、ちょっと圧倒されてしまう。
そんな経験がある人はいませんか?
今回は、その圧倒されてしまう誠意を「誤った誠意」と定義し、その誤った誠意に対する私なりの考えを述べていきます。
誤った誠意は、自分にベクトルが向いている。
誤った誠意の多くは、無思考であることからきています。
何か過ちを起こした時に、とにかく誠意を持って謝ることが重要だと考えている人がいたとします。これは間違いでもないし、悪いことでもありません。
ですが、どんな人に対してもこのような対応をするのは、誤った誠意になってしまう場合があります。
例えば、ちょっと仕事でミスをした時に、すごく重たそうに謝る人っていますよね。
これは、私が圧倒されてしまうのですが、
「そんなに重く受け止めなくて良いよ!」と少し圧倒されてしまいます。
個人的には、そんなこと気にしないでもう一度トライしてくれた方が、何倍もありがたいと思ってしまいます。
悪くいうつもりはありませんが、これはとにかく誠意を持って謝罪することが1番大事だという、言わば無思考であることが要因だと思います。
そして、その無思考は「謝るよりも行動に移した方が良いと思う人がいる」ということを知らないのが1つの要因だと思います。
つまり、無思考の原因は無知であることです。
本当の誠意とは?
本当の誠意とはなんなのか。
それは、相手を知り、相手のためを思って行動を選択することです。
「相手のためを思って」の部分は、割と多くの人が考えていますが、前者の「相手を知り」の部分にはあまりフォーカスが当てられません。
本当に誠意を持って接するのであれば、自分の伝えたいことではなく、相手が伝えて欲しいことを見誤らずに伝えることが重要です。
つまり、本当の誠意を向けるためには、相手を知ること。先に述べた「無知」の状態から脱しなければなりません。
何も考えずにマニュアル通りに動くだけではダメなのと同じです。
相手の思想や経験、性格、普段の動向などから、最適な行動を推理し、その通りに自分の役割をこなすことが、本当の誠意だと思います。
まずは、「こうすれば良い」という無思考の誠意を持っていることを自覚し、本当の誠意を伝えるために常に意識するよう心がけていきましょう。
私も言葉では分かっていますが、できない場面も少なくありませんけれども...😅
それでは、良い1日を!
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