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【お互いの視点から見る:面接官備忘録】

コンサルタントとしても業務にあたっていますが
実際に自社採用面接官をやった時に意識していたこと。


▼押さえておくべきポイント
~会社が見極められる場~
 ・会社のファンを増やす
 ・サポーター
 ・面接官は会社の顔

▼入社したくない面接
・面接官遅刻、連絡ミスなどの不在
・面接官の不快な行動、マナーが悪い
・PCを広げながらの面接などなど

▼入社したい面接
・話やすい雰囲気を作る
・自社の課題まで話す(いいところ以外の共有)
・誠実な対応

▼採用したい人物像を明確に
・地頭力:論理的思考、本質把握、新しい知識を学んでいく力
  (アセスメント共通認識)
・コミュニケーションスキル:相手の意向をくみ取る、伝える、表現、発想力
  →業務になった時に円滑にできるか??
・チームマッチング

▼面接のスタンス
・必ず事前にレジュメは読む
・面接官と転職者に上も下もない
・パートナーを作る気持ちで向き合う
  →お待たせすることは論外

▼オーソドックスな面接
①アイスブレイク
②自己紹介
③スキル見極め
④条件確認(お金・入社日など)
⑤意向上げ、アトラクト
⑥OKであれば次回面接日程調整や会社見学

▼質問例/意図
・自己紹介/会話のハードルを下げる
・前職への入社動機/働くことへの価値観・ポリシー
・ご経歴エピソード
 【どのような実績をもっているか】
 【持っているスキルの再現性があるか】
 【利益インパクトをどれくらい生み出せるか】
 【どのような人柄か】
・会社に求められた項目以外に積極的に取り組まれていること
・挫折経験/ストレス耐性
・成功体験/実績スキルの確認

▼質問NGの項目 機微情報
―本人に責任のない事項
①「本籍・出生地」関すること
②「家族」に関すること
③「住宅状況」に関すること
④「生活環境・家庭環境など」に関すること
―本来的に本人の自由であるべき事項
⑤「宗教」に関すること
⑥「支持政党」に関すること
⑦「人生観・生活信条など」に関すること
⑧「尊敬する人物」に関すること
⑨「思想」に関すること
⑩「労働組合」「学生運動などの社会貢献」に関すること
⑪「購読新聞・雑誌・愛読書」に関すること


▼その他事項
・合否関わらずFBは詳細に記載
  -Good/More/Badを記載していくことが大事
    →協力頂くエージェントの方が動きやすいように。
・候補者との連絡手段についてを直応募であれば確認

▼採用視点のばらつきどうするか?
・面接官トレーニング
・経営者・ミドルマネジメント・現場メンバーの視点すり合わせ
 ここのズレがあるべきではない。

これまでコンサルタントとしてご支援する側面しか見ていなかったが
採用する立場からの景色も体験することも大事。
「こう動いてほしいのに」
「この情報が欲しいのに」
という歯がゆい思いを経験すると、転職支援・採用支援を
させて頂く立場での動き方も変わってきますね。

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