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市場規模の算出おすすめサイトまとめ


市場規模を調べる際にどのサイトを見るのが良いのかまとめてみました。

1.市場規模とは?

市場規模とは、経済学用語の一つ。ある市場においての経済活動の規模を意味する  
                           -Wikipedia-

シンプルにすると、特定の市場の1年間の売上総額です。

2.市場規模算出方法

1)おすすめサイト2選 

 1-1)市場規模マップ(おすすめ度:★★★) 
  - 可視化されてわかりやすい
  - マウスを上に載せると、前年比成長率がわかる
  - クリックすると出所リンクに飛べる

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1-2)帝国データバンク (おすすめ度:★★★)
 - 有料で全部みれない
 - ポイントと簡単な要約が見れる

 ex)金融業界の場合
 - ポイントがわかる(市場の注目すべき点が端的にわかる)

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2)国の経済統計
  経済産業省「工業統計調査」  (おすすめ度:★★☆)

3)市場調査会社の調査報告書
  矢野経済研究所  (おすすめ度:★☆☆)
 - 有料で高価(100,000〜)であり、法人担当者向け

4)自ら推計するケース
  これは、フェルミ推定で行う。
  一般的なやり方は下記3つが多い印象。
 4-1)1社の売上高とシェアから算出
 4-2)市場上位プレイヤーの売上高の総和とシェア
 4-3)顧客数×顧客単価×頻度

 ex)売り上げの要素分解

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このようにして、自分で各変数に要素分解して、各変数に概算の数値を入れて算出することも可能です。

5.業界動向サーチ (おすすめ度:★★★)

業界の動向をグラフにして、可視化してくれているサイト。
このサイトのおすすめポイントは業界規模だけでなく、利益率ランキングや増加率ランキングなど、様々な市場のランキングにしてくれているところ。

私のお勧めとしては、1通りどんな業界があるのか?各業界ごと利益率は何%くらいなのか?などをざっくりと頭に入れておくと、この業界は利益率が高い市場なんだな。とか意外に低い市場なんだ。など自分の頭に基準ができてきます。

こうすることでIR資料や決算説明資料を読むときにより深く考察ができるようになると思います。

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3.検索トレンドの把握

市場規模とは少しずれますが、Googleトレンドというのがあります。
これは、特定期間内にGoogleでどんなキーワードが検索されたのか動向を知ることができます。

 3-1)「ウェビナー」
 BtoBマーケティングの領域では、オフラインで行っていたイベントがコロナにより開催できなくなりました。その代わりに、現れたのがウェビナー。ウェビナーは、オンラインでセミナーをすることを指しています。

このグラフを見ると面白いのが、コロナが流行するまでは全然「ウェビナー」は検索されていなく、注目されていませんでした。しかし、コロナによって、3月ごろからじわじわと検索数増えて、2020年1月の100倍の検索数になりました。

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 3-2)「バレンタイン」
 例えば、バレンタインのような時期要因が強い話題なのかどうかを知ることができます。
 2月の上旬だけ著しく伸びているのは面白いですね

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