エネルギーアートを描く方法?

自分がエネルギーアートなるものの存在を知ったのは、何作か描いた後でした。もちろん、今でもですが、どうしてそんなことが出来るのか、自分でもわかりません。これは一体、何なんだろう?と思って、調べていくうちに、

「そうか、エネルギーアートって言うのか」

と後から知ったんですね。ところが、世の中にはそういう人がかなりいて、

神様からお告げがあった

とか、スピリチュアル的なことがいっぱい、書いてあって、

私には一つも当てはまりませんでした。

神様のお告げも何も、夢の中にも神様は出たことないです。つまり、ビジュアルで認識した事ないです。それじゃ、何を基準に描いているのかというと、

直感と、偶然と、身体の微妙な変化の3つを駆使して、描いています。

直感はもう、理屈抜きなので直観です。これは説明のしようがないです。次に偶然です。これはユングのシンクロニシティと言えば、わかる人も多いかもしれません。偶然にしてはあまりにも奇妙な偶然の一致というヤツです。描くべき神様に関連したものを、偶然つけたTVでやっているとか、そんな感じです。ただし、これは本当にただの偶然と区別するために、

3回連続で、来た時に、認める

というルールを一応、設けています。ここまですれば、偶然にしては確率が低すぎるからです。あとは、実際に描き始めると、自分の身体の微妙な変化が起こります。それで、完成の方向へ進んでいるのか、常にチェックできます。

そんなこんなで完成しますと、およそ、見た目、神様らしくないビジュアルになっているわけです。動物みたいだったり、人間の女性みたいだったり。女神が多くなっているんですが、これも自分で選んでません。直観が来る段階で決まるので。無理やり別の絵を描こうとしたことがあるのですが、普通の絵になってしまいますね。完成することもありませんでした。

何より不思議なのは、完成後、改めて自分で見てみると、自分が描いたような感じがしないんです。その昔、油絵なんかやってた頃は、いかにも自分のタッチが出て、嫌な気がしたのですが、今はそんなことはあまりないんです。もっとも、描いている途中はすごく自分のタッチが出ます。完成時に大幅に変わってしまうので、自分でも驚くのですが。もちろん、絵の個性というのはあるんですが、これは従来の自分のタッチとは全く、違うものなんです。

描いている途中で、自分の意識がだんだん、低くなるんです。何かの操り人形とかではなく、普段と何も変わらず、作業するんですけど、”意図”が自分ではないんですね。そうなると、完成が近いなとわかってくるんです。

さらに不思議なのは、絵には独自の個性があるんです。普通、絵の個性というと、イコール、作者の個性の事だと思うんですけど、違うんです。描かれた対象の個性です。

例えば、お酒の味が変わるという話をしましたが、同じお酒を絵の前に置いても、味の変わり方が皆、違うんです。試しに知人に同じことをしてもらいましたが、やはり、すべて、味は違っていたと言います。エネルギーを調べると、お供え(?)するもので、エネルギーが変化するもの、全くしないものに分かれました。

例えば、日本酒なら変わるけど、お菓子なら変わらないとか。それも、絵によって変わります。

そうです、まるで、絵が意思を持っているかのようなのです。

もっとも、エネルギーの変化は人体の微妙な生理反応の変化を調べるという間接的な方法なので、客観的に証明は難しいです。味にしてもそうですね。でも、何も知らない人にこっそり、お酒を渡しても、味の変化はわかったそうです。面白いですね。







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