コーヒーのブーム
今はコーヒーのフォースウェーブ(第4の波)がやってきている?
真っ只中なのか、スタートダッシュ時点なのか、ちょっとそこはわからないのですがフォースウェーブなのは間違いないです。
フォースウェーブって、なに?
って疑問かもしれません。
そもそも1〜3もあったの?
って思うかもしれません。
今回は、歴代のコーヒーのブームを解説します。
ファーストウェーブ【第1の波】
コーヒーの最初の波は1960年代に始まりました。
まだまだコーヒーという飲み物が庶民に浸透していない時代です。
リラックス効果やカフェイン効果に目をつけていたか、
甘くない飲みものとして目をつけたか、
そこは不明ですが、飲料会社が販売しようと注力しました。
缶コーヒーやインスタントコーヒーの誕生です。
この頃はまだ、企業努力に対して申し訳ない言い方だが、
美味しさよりも、安さで庶民に浸透させようというのがファーストウェーブです。
セカンドウェーブ【第2の波】
これが1970年代にアメリカで始まりました。
シアトルコーヒーの進出です。
みなさんもご存知の「スターバックスコーヒー」です。
アメリカでの企業が1971年、日本に上陸したのが1996年。
どういうブームだったかというと、
コーヒーの飲み方の開拓です。
今まではドリップコーヒーだったのが、エスプレッソコーヒーを美味しく飲もうに変わっていきました。
エスプレッソにミルクを入れるか、シロップを入れるか、ホイップクリームを合わせるか。
コーヒーの味わい方に、選択肢がたくさんできたのがセカンドウェーブです。
サードウェーブ【第3の波】
2010年に、日本に「Blue bottle coffee」という喫茶店がやってきました。
特徴はなにか?
一杯一杯、ていねいにドリップするところです。
今までの喫茶店は、違ったの?といわれたら困りますが
ブルーボトルコーヒーが一杯にかける熱量が違います。
豆の生産地、鮮度、焙煎、挽き方などなどこだわりぬいて一杯のコーヒーを作ります。
他の喫茶店も、同様かもしれませんが広告したブルーボトルの完全勝利です。
ブラックコーヒーにとことん美味しさを追求した、
スペシャリティコーヒーの誕生がサードウェーブです。
フォースウェーブ【第4の波】
時代の流れ、インターネットの普及、商品開発の技術向上もあり2015年に始まりました。
前回のブームからわずか5年で、新しいブームの到来です。
このブームが2020年でも続いております。
一言でいうと、家庭でこだわる事です。
高性能なエスプレッソマシーンの誕生、シンプルを追い求めたペーパードリップの講習会、コーヒー生豆のネット販売、世界各地のコーヒー園からの買付け、家庭で使える豆の焙煎機などなど。
家庭で、こだわりのコーヒーを完成できるようになったのです。
自分の好きなコーヒーを自分で作る時代になりました。
以上がコーヒーのブームです。
僕もコーヒーは毎日飲みますが、正直いうとこだわりはそんなにありません。
ただ、今飲んでいるコーヒーに満足できていない人は
今や自分の好きなコーヒーを追求できる時代なのです。
ぜひ、好きなコーヒーを求めてください。
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