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10分でわかる海外ニュース 2023年9月20日


オーストラリア在住20年目のタローがお送りする10分でわかる海外ニュースのまとめ&海外暮らし、子育てを通して感じる日々のコラム

【本日の独り言】


みなさまおはようございます。
成田からゴールドコースト行きの飛行機に乗ろうとタラップを上がっていたところ、膝の悪い母のHelpマークを見たのか後ろにいた方に声をかけていただいたそう。
「お荷物お持ちしましょうか?手すりはどちらが捕まりやすいですか?」と言っていただいたそう。機内でも真後ろにその方が座ったこともあり、何かあるたびに助けていただいたと感激しきり。改めて自分自身もそんなふうにスマートに誰かを助けれられるようになりたいと思う。感謝を次の人に渡していくPay It Forwardの精神です。

【金融ニュース】

世界の株価は、今週相次ぐ中央銀行の決定に備え、上昇を維持するのに苦労した。ブレント原油は11月以来初めて1バレル95ドルを超え、インフレ懸念が高まった。

石油メジャーのトタルエナジーズSE、BP Plc、シェルPlcは、欧州のストックス600指数がそれまでの上昇幅を縮小する中、アウトパフォームした。

原油は、サウジアラビアとロシアが手を組んで供給を抑制し、価格の反発を促したため、6月中旬から約3分の1に急騰した。このような動きは、インフレを抑制しつつ、自国経済へのリスクを管理しようとする中央銀行へのプレッシャーとなっている。連邦準備制度理事会(FRB)は水曜日、イングランド銀行は木曜日、日本銀行は金曜日に政策を決定する。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■香港の賃貸市場が過熱する一方、シンガポールのブームは冷え込む

・香港の賃料は、海外からの労働者の帰国に伴い再び上昇しており、ライバルの金融ハブであるシンガポールの市場が冷え込んでいるのとは対照的な回復を見せている。

ナイトフランクのデータによると、香港の賃料は第1四半期の下落から回復し、2023年第2四半期には2.8%上昇した。シンガポールは同ペースの上昇を記録したものの、シンガポールの賃料の伸びは2021年以降で最も弱く、直近のピークである8.6%から低下した。

パンデミック(世界的大流行)による頭脳流出を食い止めようとする動きが、ソーホーやケネディ・タウンといった専門職に人気の香港地区への新規流入を促している。

■シンガポール、来年チャンギ空港からパスポート不要の出国を目指す

・シンガポールのチャンギ空港からパスポートなしで出国できるようになる乗客がまもなく現れる。

ジョセフィン・テオ通信相は、2024年前半から、手荷物の預け入れから入国審査、搭乗まで、出国手続きの自動化されたさまざまなステップで生体認証が使用されるようになると、月曜日の国会で述べた。

「これにより、旅客はこれらのタッチポイントで何度も旅券を提示する必要がなくなり、よりシームレスで便利な手続きが可能になる」とテオ大臣は述べた。

■全国各地の春の不動産予測

・春は伝統的に不動産市場が一年で最も賑わう時期であり、専門家はこれからのシーズンを豊作と予測しているが、買い手は熱い競争に備えるべきだと警告している。

PropTrackのデータによると、数ヶ月間傍観していた売り手は、春の販売シーズンを前に、7月と8月にはより多くの住宅が売りに出され、市場に戻っている。

最新のリスティング・レポートによると、特にシドニーとメルボルンの回復が著しく、両都市とも過去10年以上で最も忙しい冬の終わりを記録した。シドニーでは8月の新規リスティング件数は前年同月比18.4%増、メルボルンでは20.8%増を記録した。

最新のプロップトラック住宅価格指数によると、8月の全国不動産価格は8ヶ月連続で上昇し、ブリスベン、アデレード、パースでは市場に出回っている住宅が不足する中、過去最高値を記録した。

【最後に】

「パスポートフリーでの出国」は年に数回しか行き来をしない自分ですら憧れます。
あのやりとりの面倒さと言ったら・・・。
とは言え、生体認識は怖い。
一体政府は、大手企業はどれほどのデータを持っているのだろう?

つい先日も家族との会話でポロッといった大手スーパーがYoutubeの広告に突然出てきたり、子どもと話したテーマパークが出てきたり。検索なんかかけたことないのに急におすすめに出てくるようになるこの現象なんですか?
やっぱり音声認識しているんでしょうか?
実際にこの謎の現象を体験したことあるよっていうかたいますか??

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