見出し画像

毎朝10分でわかる海外ニュース 2023年4月24日


【本日の独り言】

みなさまおはようございます。学校は子どもと先生が作る環境だと思っていた。ところが、家庭でどんな風に過ごしているのか家庭の影響を子どもたちが持ってくるという意味では、家族と子ども本人と先生が作り出す環境であるといえる。当たり前な話かもしれないけれど、なんだかそう思うと家よりも長く時間を過ごす学校でどんな影響を受けるかも大事だけど、我が子が学校に何を持っていっているのか、周りにどんな影響を与えているのかも気になる。そんな朝です。
ちなみに我が子たちは時折見せる自己主張のなさ、ひょっとしたら自己肯定感の低さ?みたいなものはあるな、と認識しつつ歴代の先生たちに「I am very grateful to have your child in my class room」「Warm Hart]「Sweet Kids」と言っていただいているのでありがたいです。

【金融ニュース】

株価は、企業業績がまちまちな中、トレーダーがインフレや経済成長、連邦準備制度理事会(FRB)の政策方針に関する見通しを探るために最新のデータを分析した結果、上昇しました。

S&P500は終始、小幅な上昇と下落を繰り返しました。国債の2年物利回りは4.2%程度まで上昇し、FRBの決定が間近に迫っていることに敏感に反応するようになりました。ドルは堅調に推移しました。

米国の企業活動は予想に反してほぼ1年ぶりの高水準に上昇し、インフレがさらに進行するリスクがある。S&Pグローバルフラッシュ4月総合購買担当者景気指数は1.2ポイント上昇し53.5となり、5月以来の高水準となった。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■インスタント・デリバリー労働者の不安定な職業生活

・ジョージタウン大学の研究者であるケイティ・ウェルズは、Covid-19が起きてから、ワシントンDCの40人のUberドライバーの仕事ぶりを5年近く研究している。ライドヘイリングサービスが停止していたため、運転手の多くが乗客の代わりに食べ物に目を向け、UberEats、Instacart、DoorDash、GrubHubといった会社で配達の仕事をすることに気づいたのです。

宅配便の需要は急増しており、食料品や食事の配達ならウイルスに感染する心配もなさそうだった。また、自動車、自転車、オートバイ、スクーターで街頭に出て、監禁されている家庭に食事を提供するギグワーカーの軍団は、パンデミックの初期に地元のレストランや小売店を存続させていた「必須労働者」として広く喝采を浴びた。それと同時に多くの質問が寄せられた。

"この仕事は何なのか?持続可能な仕事なのか?労働条件は同じなのか?"

こうした疑問に答えるため、ウェルズは2022年にDCでインスタント食品配達業に従事する41人のドライバーにインタビューを行った。今週、ジョージタウン大学はこの調査に関する報告書を発表し、ライドヘイリングのドライバーが数年前に提起したのと同じ問題の多くと、いくつかの新しい問題を浮き彫りにしました。この調査では、回答者の半数以上が身の安全に不安を感じ、平日にトイレに行くのが困難であると回答し、41%が嫌がらせや暴行を受けたことがあると回答しています。また、給与の透明性が低く、無給の待機を要求されるという不満もよく聞かれました。

・オーストラリアに来て、仕事を探す上でなかなか見つからないと言う人がまず手っ取り早く始められるのがGrabやUber Eatsだったりしますが、やはりこれも大変なようです。参入障壁が低いと言うことはそれだけきつい仕事なのかもしれません。事実、41%もの人が嫌がらせを受けたとインタビューに答えていたり、いいことばかりでもない様子。

■誰も買えない高級マンションを建設し続ける都市

・エミリー・ヤングは、3ベッドルームのペントハウスのシェードを開け放ちます。ワイン冷蔵庫とウェット・ドライ・バーの前を通りながら、「これはすごい」と彼女は言う。"あの暖炉を見てください" マーク・ジェイコブスのハンドバッグを腰につけた不動産屋のヤングは、オースティンで最も豪華なアパートメントの1つを案内している。ハノーバー・リパブリック・スクエアには、DJ用のターンテーブルを備えた「ビニール・パーラー」、映画館、犬の手入れができるスパ、そして44階の屋上プールがあるのです。44階の屋上プールからは、夕日や近隣の高層ビルを眺めることができます。ハノーバーに匹敵するプールを備えた66階建ての高層ビルが完成間近です。ハノーバーに匹敵するプールがあります。3つあるのです。
オースティンは、他の追随を許さないアパートメントブームを迎えています。テキサス州の州都を含む地域では、2021年に26,000件近くの集合住宅建設許可が出され、住民1,000人あたり約11戸が建設されました。賃貸マーケティング会社のアパートメント・リストによると、これは1996年以降、米国のどの大都市圏よりも多い数字で、ラスベガスがわずかに多いレベルで新築アパートを許可した時よりも多い。米国国勢調査データの分析に基づく同じ指標では、オースティンは過去10年のうち9年で全米50大都市圏のトップに立っている。

・日本の投資家さんなどにテキサス州の不動産に投資しませんか?なんてお話がやってくることがある。
1000人に対して11戸ものアパート物件が建てられている街の投資案件が日本にやってくると言うのはすごいなと改めて字面で見て思います。
「向こうからやってくる儲け話にいい話はない」ということが言われますが、なんだか言わずもがなな気がしています。

■ChatGPTの話題でチップやギアの需要が高まる、アドバンテストが指摘

・株式会社アドバンテストは、OpenAIのChatGPTやその他の人工知能の新しい利用法への関心の高まりによって、同社のチップテスト装置の需要が急増していることを確認している。

この経営陣の見通しは、家電製品の需要が落ち着いていることや、米国が主導する中国への先端半導体の貿易制限キャンペーンを背景にしている。日本は先月、チップ技術の輸出規制を拡大すると発表した。それでも、ブルームバーグがまとめたデータによると、AIの急増は、主要なAI学習用半導体を提供し、アドバンテストを主要なテストツールのサプライヤーとして依存しているNvidia Corp.とAdvanced Micro Devices Inc.の2社の注文を押し上げています。

・AI特需とでも言うのだろうか、ChatGPTなどAIの登場によって関連した銘柄なんかが盛り上がっていると目にする。
日本のこの会社アドバンテストもまたもれなくこの特需に乗っかっている格好だ。高齢化社会、ロボット、そしてAI関連が日本のこれからを支える産業だと言われてきたが果たしてどんな盛り上がりを見せてくれるのだろうか、期待している。

【最後に】

それが事実であろうがそうでなかろうがニュースと言うのは人の生活において雑音になる。
人に「ない」を見せるものだから。
こうしなければならない、今何が足りない、危ない、などなど。
そう思うと情報を持つことは大事だけど、何も持たない豊かさを改めて大事にしたいとも思う。
それでは皆様、今日も元気な1日をお過ごしください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?