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脳ストレッチ:あたまをやわらかく 2024年5月24日

オーストラリア在住20年目、元豪州4大銀行員のtaroがお送りする海外暮らしで見える柔らかい思考と感情と視野が広がる海外のニュースの翻訳&まとめ。ニュースの参照はここからhttps://www.bloomberg.com/asia

【本日の独り言】

みなさまおはようございます。
お姉ちゃん2人がスクールキャンプに行って一晩だけの3人家族。
それを知ってか知らずか朝からやたらに上機嫌な息子は庭に出て軒下で朝ごはんを食べてお絵描き。
朝から会議が続いたお父ちゃんはお昼すぎから3人家族生活に参加。
気持ちが昂りすぎたのかお昼寝をスキップして、いざ夕食を食べたらすぐに睡魔に負けた息子は就寝。

何年かぶりに夫婦水入らずの時間をクライアントさんとのミーティングの前に過ごした。
年に一回くらいこんな時間があってもいいよねと2人で顔を見合わせて驚くほどにゆったりとした時間。
学校から送られてくる子どもたちのキャンプの様子を眺めながら子どもたちの成長のこと、今後のことを落ち着いて話せたのはありがたい時間だった。

今日の午後には2人がキャンプから帰ってくる。
5人家族が勢揃いで、今夜は賑やかな夕食になりそうだ。

オーストラリアで会計士、銀行員を経て、2019年に起業し現在日本で3事業、オーストラリアで2事業を経営。多彩な経験と持ち前の柔軟な思考を活かした経営者、人材育成家のTaroがお届けする「脳ストレッチ」
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【金融ニュース】

インフレ率が上昇する中、米国の企業活動が加速したことを示すデータが発表され、連邦準備制度理事会(FRB)の据え置き観測が強まり、株価と債券は下落した。

S&P500種株価指数は5,300を割り込み、エヌビディアを除くすべてのメガ株が下落した。巨大チップメーカーのエヌビディアは、堅調な見通しから9%上昇し、歴史的な1,000ドルの大台を突破した。ダウ工業株30種平均は1.5%の下落となり、ボーイング社の急落が牽引した。国債利回りは上昇し、満期の短い国債がその動きを主導した。

スワップ・レートは12月の利下げを完全に織り込んでいる。今月のサービス業の伸びは過去1年で最も速く、製造業の生産高もより速いペースで拡大した。このような回復力はインフレの冷え込みを難しくしており、FRBが利上げを長期化させようとする理由の一助となっている。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■アジアが世界的な上昇を牽引し、ニューヨークの高級不動産価格は下落

・ニューヨークやロンドンを含む、より確立された市場における下落傾向に逆行するように、アジアの一部都市における高級住宅価格が高騰している。

不動産コンサルタント会社のナイト・フランクによると、ニューヨークとロンドンの第1四半期のプライム不動産価格(市場の上位5%と定義)は、前年同期比で2%以上下落した。香港とベルリンも下落した。しかし、マニラ、東京、ムンバイでは高級住宅価格が急上昇し、それぞれ27%、13%、12%上昇した。

借入コストの上昇と景気後退懸念が、アメリカとヨーロッパの一部の高級不動産市場の足かせとなっている。しかし、世界的には、力強い経済成長と富裕層投資家の需要を背景に、高級不動産価格は今年回復し、本レポートで分析した44都市で年平均4%の伸びを記録した。

■円安と日本経済の脆弱な転換点を解説する

・世界第4位の経済大国に異変が起きている。中央銀行がデフレを最大の懸念材料とするほど低成長が何十年も続いた後、日本の物価と賃金は上昇している。株式市場も上昇している。金利も17年ぶりに上昇し、現在はわずかにプラスになっている。

円安は日本だけの話ではない。日本の世界的な貿易相手国であるアメリカは、消費者はより安い商品を好むが、ドル高によって自国企業の競争力が低下することを懸念している。さらに重要なのは、円のさらなる下落が日本の近隣諸国を懸念させることだ。輸出のライバルである韓国、台湾、そして特に中国は、世界市場での価格競争力を維持するために自国通貨を下落させる圧力を感じるかもしれない。多くの市場観測筋は、アジア通貨戦争が全面的に勃発する可能性は低いと考えているが、競争的な通貨切り下げのリスクは排除できない。

■中国、台湾周辺で過去1年で最大規模の軍事訓練を実施

・中国は、台湾の新総統に就任した頼清徳(ライ・チンテ)氏への圧力を強めるため、台湾周辺で過去1年で最も大規模な軍事訓練を開始した。

木曜日の訓練は、「『台湾独立』勢力の分離主義的行為に対する強い懲罰であり、外部勢力の干渉と挑発に対する厳重な警告である」と、中国の新華社通信が軍報道官の言葉を引用して報じた。

「外部勢力」というのは、台湾の主要な軍事的支援国であるアメリカのことを指しているのだろう。ジョー・バイデン大統領は、2300万人の民主主義国家が攻撃された場合、アメリカはそれを守ると繰り返し述べている。

【最後に】

シドニーやメルボルン、ゴールドコーストも全体を見れば上がっているけれど、街や地域によっては下がっているところもある。
「トップティアが下がって来ている場所もある。」と言い切れるほどこの線引きは簡単じゃない気がする。
予想価格1.75Millionでオークションに売りに出された家が売れ残った。その後、1.6Millionで売りに出ているけれどいまだに週末になればオープンホームが行われ、市場の反応は冷ややかだ。

学校の近くで、カフェやレストランも近く、ハイウェイへのアクセスもいい、人気のエリア。ここ10年で成長した地域の一つでもこれだ。
調査不足が否めない。もっと市場に売り物件が出れば別だけれど、これだけ少ないと判別がつかない。

なぜだろう。引き続き見ていこう。

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