毎朝10分でわかる海外ニュース　2023年6月29日

【本日の独り言】

みなさまおはようございます。
飛行機で隣になった、南アフリカ出身、ゴールドコースト在住の親子はホームスクーリングをしているという。
息子の習い事のホッケー（フィールドホッケー）の試合がケアンズであるため４泊5日で向かう途中だという。
そんな彼はホームスクールの授業の一環で、ホッケーのオンラインショップを始めたそう。バーチャルじゃなく、リアルで。
路面店ではないから値段を見られてしまうこともあるけれど、真摯に対応することでロイヤルカスタマーがついてくれること、ホッケーというニッチなスポーツに絞って商品も質の良い物を揃えたことなどが功を奏して売上は順調で、週に二千ドルの売り上げがあるという。
マーケティングのストラテジーやら販売導線をどうするかなど自分で調べて構築したそう。
もちろん、お母さんやお父さんも手伝ったのだろうけど、そんな彼は13歳。
「マネーリテラシーが」「お金の教育が」とかいってる場合じゃない、我が家も何か始めさせなきゃ！！

【金融ニュース】

主要中央銀行の金融政策見通しに関する手掛かりをトレーダーが注視する中、チップメーカーの下落が株価の重荷となった。

米国が中国への人工知能チップの輸出に新たな規制を検討しているとの報道を受け、エヌビディア・コーポレーションが半導体株の下落を主導し、ナスダック100種指数はアンダーパフォームした。市場終了後に決算発表を控えるマイクロン・テクノロジーも下落した。アナリストらは、米連邦準備制度理事会（FRB）が実施するストレステストの結果は、水曜日以降に発表され、銀行は無事に通過すると予想している。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■ロレックスとパテックの価格が下落、サブダイヤル指数は2年ぶりの低水準に

・ロレックス、パテック・フィリップ、オーデマ・ピゲの各モデルが2022年初頭に記録した最高値から下落を続けているため、スイスの高級時計の価格は流通市場において約2年ぶりの安値に近い水準となっている。

ブルームバーグ・サブダイヤル・ウォッチ・インデックスは、最も取引されている中古高級時計50銘柄を金額で追跡するもので、2021年6月の価格水準を大きく下回っている。

■オーストラリアのインフレは冷え込み、RBAの静観を後押し

・オーストラリアの5月のインフレ率は予想以上に鈍化し、準備銀行が来週の政策決定会合で14ヶ月の引き締めサイクルを一時停止する可能性を強め、通貨は下落した。

オーストラリア統計局が水曜日に発表したデータによると、5月の消費者物価指数は前年同月比5.6％上昇と、2022年4月以降で最小の上昇率となった。この数値はエコノミストの予測値6.1％を大きく下回るもので、この数値を予測したのはバレンジョイ・マーケッツ社だけだった。

RBAのフィリップ・ロウ総裁が、過去1年間で金利を4％ポイント引き上げた後、政策決定者は現在データ依存モードにあると述べている。この結果によってRBAは火曜日に据え置くとの予想から、通貨は下落し、3年国債利回りも低下した。

■オーストラリアで賃貸物件を見つけるのが難しいのはなぜですか？

・賃料の上昇は、入居者が既存の賃貸住宅に長く住み続ける理由としてはもっともな説明である。新規に募集された家賃が急速に上昇したことを考えると、おそらく多くの入居者は、家賃の上昇幅が小さくなることを期待して、今住んでいるところに留まることに魅力を感じているのだろう。

しかし、それが答えのすべてではないだろう。空室率は、（全国的に）賃料が上昇する前の2020年に低下し始めた。

賃貸物件の空室数に対して、賃貸物件を探す借り手の数が増えたからだ。空室に対して借り手が増えれば、貸主は新しい借り手を見つけやすくなる。

もちろん、これらの変化はすべて相互に関連している。家賃が上昇しているのは、賃貸市場が逼迫しているからですが、やはり空室率が低い理由の一部は、家賃が上昇しているからだ。

【最後に】

家賃の上昇は深刻で、SNSなどでも不当に家主から賃料を上げられたという投稿を以前は多く目にした。今となってはそれが当たり前になってしまい、特に閲覧数を稼げるネタでもなくなったのがそういった投稿はすっかり見なくなった。
慣れって怖い。
物件の販売戸数も決して増えてはおらず、至る所から「売りませんか」「査定しますよ」とお誘いのメールや手紙がくる。
あたりまでだけど、売ったら次は同じ条件で市場に出ている物件を購入するしかなく、安く仕入れることができたのにわざわざ高く仕入れ直すなんて・・・。と思うのだが、みんな目先の査定額の大きさに目が眩むのか意外と乗り換える人がいるのも事実。
みなさんだったらどうしますか？
それでは今日も元気な1日をお過ごしください。