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脳ストレッチ:あたまをやわらかく 2024年4月10日

オーストラリア在住20年目、元豪州4大銀行員のtaroがお送りする海外暮らしで見える柔らかい思考と感情と視野が広がる海外のニュースの翻訳&まとめ。ニュースの参照はここからhttps://www.bloomberg.com/asia

【本日の独り言】

みなさまおはようございます。

とある勉強会で日本の平均昇給金額が年間3000円だと聞いて驚いた。
それがもし本当なら10年働いても3万円しか増えない。
30年働いてようやく10万円増えるかどうかという計算。

ふと、オーストラリアの平均昇給金額はいくらだろうと気になって調べた。
2024年の平均昇給金額はおよそ4%、フルタイムの平均給与は9万ドル(約850万円=1ドル95円計算)だから年間約34万円増えることになる。
インフレが6−7%で増えるなら給料も3−4%増やそうねというのがオーストラリアの考え方。その差は日本の100倍以上だ。

当たり前だけど物価は100倍も違わない。
オーストラリアと同じようにものの値段が上がっている日本では給料が増えないのは社会や政治が悪いせい?現状を変えようとしないのは誰だろう。

オーストラリアで会計士、銀行員を経て、2019年に起業し4店舗、3事業を経営。様々な経験を活かした経営者、人材育成家のTaroがお届けする「脳ストレッチ」
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【金融ニュース】

世界最大の債券市場は、地政学的な圧力が和らぎ、トレーダーが今週の重要なインフレ・データに向けてポジションを取る中、週明けは後手に回った。

国債10年物利回りは11月以来の高水準に上昇し、一部の投資家が金利が2023年の高水準に戻るかどうかを決定する閾値として注目している4.5%の水準まであとわずかとなった。米連邦準備制度理事会(FRB)が今年中に4分の1ポイント利下げを3回実施するというトレーダーの確信は急速に失われつつあり、現在では2回の利下げが有力視されている。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■英国の高住宅費は、成人した子供が長く実家に住むことを意味する

・英国の若年成人は、住宅費、育児費、学生ローンの高騰のため、実家を出て出産するなどの人生の節目を迎えるまでに、先人たちよりも何年も長くかかっている。

国家統計局が月曜日に発表したところによると、イングランドとウェールズでは2021年に、半数以上の人が親と同居しなくなる平均年齢が24歳に跳ね上がり、10年前より3歳高くなる。英国人がマイホームを持つ可能性が高い年齢は、2004年から2022年の間に4歳上昇して36歳となった。

■米国、英国、オーストラリア、中国に対抗する協定に日本を加えることを検討

・日本の首相がワシントンを訪問し、中国が軍事的野心を高める中、各国が結束を固めようとしている。

3カ国は、極超音速兵器、人工知能、量子コンピューターなどの先端技術をカバーするオーカス同盟の「柱II」で日本と協力することを検討すると述べた。

この協定は、2032年頃から米国がバージニア級原子力潜水艦をオーストラリアに配備することを、米国と英国が支援するというものだ。しかし、米国が潜水艦を建造するペースが遅いと予測されているため、このプロジェクトは遅れに遅れている。

岸田文雄首相がワシントンを訪れ、ジョー・バイデン大統領、フェルディナンド・マルコスJr.フィリピン大統領と3者会談を行う数日前、今回の防衛相の発表は日本にとって新たな刺激となる。

■3813%の利益: シドニー史上最高の住宅購入?

・バーバラ・フィンバーグとアンナ・フィンバーグ母娘が児童文学シリーズ「タシ」を執筆し、成功を収めたクロンターフの家が、わずか5週間で450万ドル以上で落札された。

魔法の靴を履いた妖精のキャラクターが冒険を繰り広げるというアイデアを持っていた司書教諭の故バーバラ・フィンバーグは、1979年に夫のレンとペロンヌ通りにあるランドマーク的な家を115,000ドルで購入した。この時、売り手は3813%という信じられない利益を得た。

【最後に】

実家暮らしの子どもとは言えない子どもが増えることは世界中に起きていることかもしれない。
果たしてこれはどうしたものか。
3人の我が子はいつ巣立つのだろう。
その時までにやれることはなんだろう。
日々あたまを柔らかく思考を広げてみる。


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