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ジコタンQ:個性を活かしていきる 2024年9月3日

オーストラリア在住20年目、元豪州4大銀行員のtaroがお送りする海外暮らしで見える柔らかい思考と感情と視野が広がる海外のニュースの翻訳&まとめ。ニュースの参照はここからhttps://www.bloomberg.com/asia

【本日の独り言】

おそらくみんな「30分で家が建つ方法」なんてものは検索しない。
なぜってそれは、30分で建つ家なんてガタガタで自分が求めている理想ではないのが分かりきっているから。
それなのに人は「簡単に稼げる方法」とか、「楽に痩せる方法」は探したりする。
出てくる情報はどれも怪しいものばかりなのに、都合のいい考え方になってしまう。

例えばコーチングの中で避けては通れない問題。人間関係。
普段は仕事が忙しくて何もできないけど、子どもの誕生日の時におもちゃを買って帰る、パートナーの誕生日に指輪を買ってみたり。
一時的にはいいだろう。だが、それで関係性は良くならない。
大事な日を祝うのは大事だけれど、普段どう過ごしてる?
毎日どんなふうに接してる?
結局は会話を持つ、家族の時間を共有する。

職場ではどうだろう。
仕事なんだから、任されたことなんだから。
そう言ってコミュニケーションを怠っていないだろうか。

相手だって人間。自分と同じように都合のいい解釈をしている。
面倒なことに活路がある。
考えて、時間を使って、積み上げていこう。

【金融ニュース】

9月の世界株式は、一般的に株式にとって最も厳しい月とされるこの月に備え、投資家が後手に回る形で始まった。

欧州のストックス600種株価指数は金曜日の史上最高値から0.4%下落し、特に自動車と消費財セクターが影響を受けた。この下落は、中国の製造業活動が4ヵ月連続で縮小し、住宅不動産市場の低迷が深まっていることを示すデータを受けたものだ。

同様に、鉄鉱石価格の下落を受けて、リオ・ティントPLCやBHPグループLtd.といった鉱業大手も下落した。ロンドンでは、ルパート・マードック氏のREAグループが現金と株式による買収の可能性を探っていると発表した後、ライトムーブPlcが20%以上急騰した。。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■中国が日本に報復警告 チップ規制の可能性

・中国は、日本政府が中国企業へのチップ製造装置の販売やサービスをさらに制限するならば、日本に対して厳しい経済報復をすると脅しており、世界第2位の経済大国を先端技術から切り離そうとするアメリカ主導の取り組みを複雑にしている。

この問題に詳しい関係者によれば、中国の高官は最近の日本側との会談で、繰り返しこの立場を説明してきたという。日本における具体的な懸念のひとつは、トヨタ自動車が政府の関係者に内々に語った、北京が新しい半導体規制に対して、自動車生産に不可欠な重要鉱物への日本のアクセスを削減することで反応する可能性がある。

■家賃統制がオランダの住宅危機を深めている理由

経済協力開発機構(OECD)によれば、オランダはヨーロッパで最も賃貸住宅が多い国である。その約4分の1が個人家主の所有で、残りは生協に似た住宅組合が所有している。住宅省によると、新法が施行される前は、国内300万戸の賃貸物件のうち5分の4が管理対象となっていたが、同法により96%まで引き上げられた。この措置により、約250万戸の家賃の上限は、収入が52,671ユーロ以下の世帯の場合、月額880ユーロ(980ドル)となった。この法律が適用される残りの物件は、家賃の上限が月1,158ユーロとなっており、具体的な収入要件はないものの、そこそこの給料をもらっている家庭を対象としている。

■金が上昇しているのは「フォールバック・マネー」の需要があるからだ

・ゴールドが勢いを増している。今年に入ってからのパフォーマンス(ドル建てで見た場合、主要な株式市場をすべて上回っている)を考えると、かなり静かなものではあるが、それでも今がその瞬間だ。

大金持ちは、金の延べ棒を保管するための保管庫を増やし続けている。金価格は今年、主要通貨で過去最高を記録した。標準的な金の延べ棒の価値は、初めて100万ドルを超えた。

この強気相場には興味深い点がいくつかある。ひとつは、金が米ドルと米金利の両方に驚くほど無関心であることだ。コロナまでは、金価格の最も重要な要因の一つは「実質」(インフレ調整後)米金利だった。しかし、現在はそうではないことが証明されている。

【最後に】

ここ数年、半導体が不足していると言われて続けている。
普段何気なく過ごしている分には特にその影響を感じることもないけれど。
自動車の生産遅れや、電子機器の高騰などいざという時にその脅威を感じる。
中国が太平洋に出ていくのに蓋をする形になっている日本。
その日本がアメリカの前線基地の役割を果たしているのだからそのゴタゴタに巻き込まれないわけがない。
この歪な関係はいつまで続くのだろう。

オーストラリアで会計士、銀行員を経て、起業し現在日本で3事業、オーストラリアで2事業を経営。多彩な経験と持ち前の柔軟な思考を活かした経営者、人材育成家のTaroがお届けする「ジコタンQ(自己探究)」
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