ジコタンQ：個性を活かしていきる　2024年9月12日

オーストラリア在住20年目、元豪州4大銀行員のtaroがお送りする海外暮らしで見える柔らかい思考と感情と視野が広がる海外のニュースの翻訳＆まとめ。ニュースの参照はここからhttps://www.bloomberg.com/asia

【本日の独り言】

頭ではわかっているけれど、言葉にはできないことがたくさんある。
「目標設定」とか「自己理解」なんてこと。
なんとなくやった方がいいんだろうなとわかっちゃいるけど、なんでと聞かれると上手に説明できない。
例えば目標設定は何も目標を達成することが大事なわけじゃない。
目標を決める、それに対してどんなことをしたらいいのか、現在地との差分を理解して行動すること、積み重ねの大切さを知ることができる。
もちろん、目標を達成した暁にはもれなく自信という大きな見返りもある。
そして、自己理解。
自分を知ると、自分の伸ばし方、活かし方がわかるようになる。
自分が快適に生きる方法や場所を選ぶのが上手になる。

これって実は非認知能力という学力以外の大事な能力として国が挙げて子どもたちの教育として取り入れていこうとしている分野で、多くの大人たちはなんとなく知っているけれど具体的に言葉にしてみてなんていうと「ぐっ・・・・。」と言葉に詰まることだろう。

コミュニティの朝活ではこの非認知能力を大人になった私たちがどうやったら身につけたり、伸ばしたりできるかを毎朝少しだけ早起きして実践してみている。
早起きする。
自分で決めたことをやる。
どんな時間だったかを振り返る。

小さなことの積み重ねで私たちは少しずつだけど数字では測れない能力を伸ばしている。

【金融ニュース】

ウォール街のトレーダーが予想を上回るインフレ・データを消化する不安定なセッションの中、世界最大のテクノロジー企業の上昇が株式市場の反発に拍車をかけた。

S&P500種株価指数は1.1％上昇、ナスダック100種株価指数は2.2％上昇した。各指標が少なくとも1.5％の日中損失を帳消しにしたのは、2022年10月以来のことだった。チップメーカーが上昇を牽引し、エヌビディアは8％上昇した。年物国債利回りは、米連邦準備制度理事会（FRB）が利下げを徐々に実施するとの観測から上昇した。スワップ・トレーダーは、来週のFRBの利下げ幅は4分の1ポイントにとどまるとの見方を固めた。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■米30年住宅ローン金利、2023年2月以来の低水準に低下

・米国の住宅ローン金利は先週、2023年2月以来の低水準まで低下し、住宅購入者を勇気づけ、不動産市場にとって歓迎すべきニュースである借り換え申し込みの増加に拍車をかけた。

住宅ローン銀行協会のデータによると、9月6日に終了した週の30年固定住宅ローンの契約金利は14ベーシスポイント低下して6.29％となり、6週連続の低下となった。

同協会が発表した住宅購入申請指数は1.8％上昇し、約2ヵ月ぶりの高水準となった。住宅ローン借り換え申請件数は0.9％増加し、2022年5月以来2番目の高水準となった。

■記録的な猛暑の後、エアコン義務化への圧力が高まる

寒い日の暖房は、カナダとアメリカの賃貸住宅に広く普及している。エアコンはそうでもない。しかし、極端な暑さが健康への脅威となりつつある今、変化を求める圧力が高まっている。

いくつかの都市の議員や擁護者たちは、室内の最高温度を義務付けることで、最も暑い日から入居者を保護する条項を推進している。

■高騰するペルーのフードシーンで、女性シェフがスターになった

・2023年はペルー料理ファンにとって良い年だった。この国で最も有名な料理であるセビーチェがユネスコの無形文化遺産に登録され、リマの有名ダイニング「セントラル」が毎年恒例の「世界のベストレストラン50」でトップに輝いた。中でも目を引いたのは、初めて女性が経営する店がトップ20に入ったことだ。

レストランはペルー人に自慢の種を提供するだけではない。ペルー応用科学大学のガストロノミー・料理管理プログラムのディレクター、フィオレラ・オロスコ・シビレは言う。「過去20年間でより多くの女性が料理部門に参加し、プロジェクトを開発するようになったことで、彼女たちもまた、経済活性化に極めて重要な役割を果たすようになった」。

ペルーがガストロツーリズムの目的地としての役割を押し進めるなかでも、女性によって運営され、しばしば女性シェフをフィーチャーするツアーが増えている。

【最後に】

女性シェフというカテゴリーをフィーチャーさせることで雇用を産んだり、観光業、経済効果を発揮したりとペルーの取り組みが興味深い。
日本の女性の働き方はどうだろうか。
改めて、弊社スタッフのみんなの働き方、関わってくれているコミュニティのみんなの環境を考えて可能な限りの体制を整えていきたいと思う。

オーストラリアで会計士、銀行員を経て、起業し現在日本で３事業、オーストラリアで２事業を経営。多彩な経験と持ち前の柔軟な思考を活かした経営者、人材育成家のTaroがお届けする「ジコタンQ（自己探究）」
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