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脳ストレッチ:あたまをやわらかく 2024年4月18日

オーストラリア在住20年目、元豪州4大銀行員のtaroがお送りする海外暮らしで見える柔らかい思考と感情と視野が広がる海外のニュースの翻訳&まとめ。ニュースの参照はここからhttps://www.bloomberg.com/asia

【本日の独り言】

みなさまおはようございます。

時間は作るもの。
そう思って早起きを始めたのが10数年前。
それ以来毎朝5時に起きている。
早起きをすることで色々恩恵があった。
例えばこの記事もそう。頭がクリアな状態で臨めるのはありがたい。
他にも子どもたちと散歩に出たり、妻と話をしたり貴重な時間になっている。

「ない。」で、諦めず何かできることは無いかなって考えてちょっとだけ始める。
それの繰り返し、自分にあったやり方を見つけるまで試行錯誤する。

オーストラリアで会計士、銀行員を経て、2019年に起業し4店舗、3事業を経営。様々な経験と持ち前の柔軟な思考を活かした経営者、人材育成家のTaroがお届けする「脳ストレッチ」
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【金融ニュース】

金利のタカ派的な見通しが市場を動揺させた後、欧州の大手企業の好業績がムードを高めた。

ストックス・ヨーロッパ600種指数では、消費財・サービスが0.7%の上昇につながった。S&P500種株価指数先物は0.5%上昇し、3日続落して2ヶ月ぶりの安値に近づいたウォール街の反発の可能性を示唆した。ナスダック100種指数は上昇した。国債利回りは2024年のピークから低下し、ドル相場は5ヶ月ぶりの高値まで5日続伸した。

株価は今週、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ時期やその程度についてトレーダーが再調整したため、圧力を受けている。バークレイズとジュリアス・ベアーのストラテジストは、景気回復による利益増を期待した買いを推奨している。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■桜の開花と円安が訪日観光客増加に拍車をかける

・桜の開花が早かったことと、円安が行楽客を呼び込んだことで、3月の日本の観光客数は過去最高を記録した。

日本政府観光局によると、3月の観光客数は310万人で、前年同月比70%近く増加し、韓国、台湾、中国が牽引した。米国、ベトナム、インドを含む17の市場からの観光客数は3月として過去最高を記録した。

日本は、パンデミック(世界的大流行)時代の長年の規制を振り払おうとする多くのアジア人観光客にとって、人気の旅行先となっている。歴史的に3月下旬頃に開花する桜の季節は、多くの人々にとって人気の旅行シーズンであり、今年はイースター休暇と重なった。

■シンガポールの自動車価格高騰がソフトバンクのユニコーンCarroをIPOへと導く

・携帯電話の画面を通して人生最大の買い物をし、まだ手にも触れていない自動車に何万ドルも費やす人々を見るのは信じられないことだ。いわゆるレモン法(不当な商品を売られた購入者に救済措置を与える法律)は、信頼性の低いことで悪名高い中古自動車市場からヒントを得たものだ。

東南アジアでeコマースが一般的になるにつれ、自動車のオンライン売買も徐々に主流になりつつある。ソフトバンク・グループ傘下のCarroは、IPO前の資金調達に乗り出し、評価額を15億ドル以上に引き上げる可能性に賭けている。ベンチャー企業の資金調達が枯渇している今、野心的な目標だが、これは同社の自信を物語っている。

■最後に、テナントにとって朗報がある。

・テナントは、今年の大半は史上最悪の賃貸条件に耐え続けなければならないが、来年までには徐々に状況が改善する可能性があることが、新たなモデルで示された。

オックスフォード・エコノミクスの調査によると、家賃の上昇は鈍化する一方、全国の空室率は記録的な低水準から上昇する可能性があるという。

その主な理由は、住宅供給の増加と移民の減少である。

2023年の全国総家賃は12.9%上昇し、その伸びは戸建て(15.2%増)に偏っているが、今後の家賃上昇はより緩やかになると予想された。

【最後に】

空前の円安で世界各国から旅行者が日本に訪れている。
治安はよくて空気も街も綺麗で、秩序があって、ご飯は美味しいし、歴史も深く、文化レベルだって高い。
そして安い稀有な存在だ。

外国人向けのサービスは日本で仕事して日本で生活していると割高に感じるかもしれないけれど、海外から来る人たちにしてみればこれだけのサービスの質を考えれば当然、むしろチップ払わなくていいんですか?という感覚。

梅雨、夏は少し落ち着くだろうけどまた紅葉の季節になれば観光客が押し寄せてくるだろう。
その時に何を提供できるのか、何が提案できるのかを今から考えておかないと取りっぱぐれる。


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