[まいにちkintone]”kintoneにログインしていないのは誰だ?”を調べる方法(Javascriptカスタマイズ)
こんばんは!なんと!昨日に引き続き連続投稿!
新年早々良いスタートダッシュになりそうです!笑
今日のおしながきはこちら!
せっかくkintoneを導入したのに、活用していないユーザーに呼びかけしたい!
「アカウントを発行したのに、皆あまりkintoneを使っていみたいなんだよねー。これって誰がまだログインしていないか、調べる方法ある?!」
今日は、弊社でサポートしているお客さんの管理者のうちのお一人から、ちょっと面白そうな相談が来ました!😁
たしかに、パッと見「組織とユーザーの設定」または「監査ログ」まわりのデータを組み合わせての調査をすればわかるかな??と思いますが、利用者が150名を超えているので、ログを追ったり整形したりとめんどくさいだろうなと思えてきました😅
しかもここ数週間で何度か呼びかけをするとのことで。。。
それって調査してつきあわせをして結果を報告する作業を手作業で何度もやるってことかぁ・・・。
明日に楽をするために今日のちょっとした改善作業時間を積んでおくかなと。
うん・・・誰がログインしているか、いないかなんて読み取れなさそう?ですね。
機能が無いなら作ってしまおうホトトギス!
・・・というわけで、javascript連動するアプリを作り、共通管理からユーザーのファイル書き出しをしたCSVファイルを投入して毎回の集計作業を効率よくしてみました!!
(ここまでカスタマイズして他にスマートな方法があったら悶絶しそう、と思いつつ😅)
カスタマイズの方針
こんな感じでさらっと作ってみました。
1.予め登録したユーザー情報(ユーザー全員)を「ログインチェック」アプリにインポートしておく
2.ポータル画面を開いた時点でユーザー情報を確認し、対応するユーザーのレコードを更新する(javascript-REST APIによる自動連携)
3.ログイン状況を確認したい管理者は「ログインチェック」アプリの一覧やグラフを確認して状況把握する。
アプリのデザイン
シンプルに、こんな感じですね。
通常のアプリカスタマイズとちょっと違っていることといえば、アプリにJavascriptを適用するのではなく、ポータルにJavascriptのカスタマイズを入れ込むといった感じでしょうか。
システム管理のこちらから、kintone全体のカスタマイズ(今回の場合はポータルへのアクセスイベント時の処理)が仕込めます。(ソースコードは今回省略)
ログイン状況をチェックするアプリ、完成!
こんな感じで、誰がログインして誰がログインしていないか一目瞭然!
ポータル画面を開いた時点で、ユーザーのログイン情報とログイン時間をアプリにセットします。
作り的にはまあ、悪くはないと思います。
気をつけねばという事項
色々と管理者の方の話を聞いて、チェック対象である、未ログインのユーザーさんが吊し上げの対象にならないように配慮をする必要があると感じました。
ログインしていないユーザーも、それなりにログインしない(する気になれない)理由もあると思うので、どのようにすれば前向きに使える環境となるか、まずは対話をしてくださいね、という事をお願いしてリリースいたしました!
kintoneの要望に対してkintoneで打ち返す!笑 ちょっとスッキリ!😁
地味に気になるAPIリクエスト数の上昇・・・!!
ただ、この処理も結局はアプリにデータを移すときにREST APIを叩いているので、APIリクエスト数は普通に上がっていきます。
ある程度組織内でkintoneの利用が定着するようになったら(ログイン状況を把握しなくて良くなったら)忘れず処理を外したほうがスッキリしそうですね!
そして・・・これが一番手っ取り早い(かも)
cybozu.com共通管理の「組織/ユーザー」設定が、こーんな感じで便利になると簡単に実現?(他力本願?😂)
いつの日か、ちょろっと付きますように(笑!!
今日のところはいじょうです!
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