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育休から育業について思い出を振り返って



「短い育休でも夫に感謝」を読んでいただきありがとうございます。
読んでいない方はお時間があったら読んでみてください。

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私の18年前のマタニティブルーのお話しです。
2番目の子どもを出産後、マタニティブルーになりました。
2歳になったばかりの上の子と産まれたばかりの赤ちゃんと、夫が仕事から戻るまでの時間を子供たちと3人で過ごすことがとても不安でした。
少し目眩をしていたこともあり「もし私になにかあったら」「もし突然倒れてしまったら」色々と不安なことばかり考えて、過呼吸やそれによる頻脈、不整脈や目眩に。
実家の母を頼ったり、過呼吸になり救急車を呼んでもらうこともありました。
病院で診察をしてもらった結果、症状について色々言われ、不整脈のお薬を処方されました。その結果、私はますます不安な気持ちになったんです。病気で子どもを残して死んでしまったら子ども達はどうなるんだろうと考えたり。
私の症状を夫も母も理解はしてくれなくて、私自身も何がなんだかわからなっていました。産休も明けて仕事もはじまりましたが、不安で仕事も手につかなかった。
そんな日が続いていた時、母に実家の近くに開業したばかりの病院に連れていかれました。
先生は「あなたは病気ではないよ。不安だったね。心配いらないよ。」と優しく話してくれました。不整脈の薬のかわりに小さな安定剤を3粒処方してくれました。不安になった時だけ半分に割って飲みなさいと。(母乳は出なくて粉ミルクで育てていたので処方してもらえました)
それから1年くらい病院に通院して少しずつ気持ちの不安も収まりました。
今振り返ればそれがマタニティーブルー。その時の私は気付きませんでした。
先生は今でもその時のことをよく覚えています。
子供をみて「あの時の子供がこんなに大きくなったね。ほらね大丈夫だったでしょ」と。
マタニティーブルーは産後30%以上の方に起こることらしいです。
妊娠中に周りの人やパートナーとマタニティブルーについて話してみるのもいいですね。

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この記事を読んでいただきありがとうございました。産後のマタニティーブルーに苦しむ母親たちへの理解を深めるきっかけになれば幸いです。不安や心身の不調は多くの人に起こるものですが、私の場合は医師のカウンセリングで救いを見い出すことができました。同じ経験をした方々への共感や交流の手助けになることを願っています。


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