神々の飲み物

こんにちは！魔タリカ８８０歳、魂のR指定です。♡さん、調子はどうですか？（お名前の登録がない方は♡さんになってます。ユルシテ）

どんどん緊急事態宣言のエリアが広がって行きますね。いろいろ様々なご意見があるとは思いますが、何にせよ、人類はコロナの旅をすることに、無意識下で同意したのだと思うのです。収束にはきっと、あと２〜３年はかかるんじゃないかと思いますが、人類の意識がこの急激な変化に対応して変容を遂げるために必要な時間を、コロナが創り出しているような気がします。働き方はもちろん、生き方、考え方、価値観、物事の優先順位など、ね。

さて、そろそろもう、風の時代の噂話には飽きちゃった頃でしょうか？
このアクエリアンエイジを待ち続けていた私にとっては、今が始まりなんですがw

今日は水瓶座の物語です。

水瓶座の水瓶を持っているのはこの世で一番の美少年、ガニメデウスですが、星座神話の起源であるとされるメソポタミアでは、水の女神グラのものでした。後代、ギリシャ人の美少年好きが高じて選手交代となったのでしょう。いにしえの物語の記憶を辿っていけば、女神の時代から男神の時代への移行を完了したのは、ギリシャ神話の時代じゃないでしょうか。

１２星座の中では、水瓶座の主役は生物ではなく、「水瓶」というモノで、情動、感情表現、人と人との「情」が薄めです。水瓶座の時代が来ると、涙と汗のホットな「情」のやり取りは、古き良き時代に流行したドラマのように、TV画面の向こう側の他人事になるだろうと言われてきました。

代わりに行き交う大量の「情報」には体温がありません。
ニュース記事は、事実、真実が正確に伝わることに、より価値があります。個人の感情が込もるのは「物語」で、ニュースではないのです。情報は外側、公共のもので、情は個人の内側で喚起されるのです。

子供たちは缶蹴りやドロケじゃなくて、スマホとゲームで遊び、大人たちもまた、友達との会話や恋も、スマホやPCのヴァーチャル空間になり、親と子や上司と部下、先生と生徒などの、古い時代の上下関係は、忘れ去られたお正月の鏡餅のように干からびてしまいます。今の時代そのものですよね。

それじゃなんだかドライ過ぎて、大事なものまで失ってしまうんじゃないかと思うじゃないですか。無意識のままに流されていけば、そんな側面もあるのかもしれません。だけど、意識を覚ましてこの変化をよくよく見ていけば、それぞれの独立した個人が光の点として、繋がりたいと意図した瞬間、縦横無尽に光の速さで繋がっていくのが水瓶座時代の関係性で、そこには上下という直線的な関係性はなく、もしかしたら血の繋がりすらも超えて、精神的、霊的な繋がりの方がより重要視されるのかもしれません。この、インターネットが創り出す繋がりと可能性は、時代を象徴しています。

いにしえの過去から伝えられてきた秘教的な叡智（スピリチュアリティ）はどうなってしまうのでしょうか？
秘密は、実は水瓶の中にあります。この中に入っているのは癒しの水、ネクターで、アムリタやソーマ（不老不死の霊薬）と同じく、神々の飲み物だと言われており、女神グラは医療や癒しを司っているのです。

再生医療や若返りの科学もまた、その霊薬なのかもしれません。外側の容れ物だけ見れば、水瓶は「もの」ですが、重要なのはその中に入っている豊かな癒しの水がもたらすものではないでしょうか。内側を見る時代、ますます真実を見る目が必要とされるってことですよね！

Love♡

Tarika

2021 / 1 /  13 発行メルマガより